昨日、何気なくTwitterを眺めていたら6月9日は「ストロベリームーン」という満月が赤っぽく染まる日だったらしく話題になっていました。赤い月ってどんな感じなのか…外を見たら!全く赤くない普通の満月が見えました(笑)
とりあえず写真を撮ろうと思い一眼レフ(Nikon D750)に望遠ズームを装着。しばらく前に月を撮った時の設定を自分のブログを検索して探したら…書いてない!という事で今回は自分のためのメモです。
デジタル一眼レフカメラで満月を手持ちで撮るときの設定
多少ブレてもいいからクレーターまでしっかりと見える月の写真をパパッと手持ちで撮りたいけど、三脚を出すのは面倒。そんな方向けの設定です(笑)
今回使ったカメラはNikon D750とTAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)です。自分はフルサイズの一眼レフを使いましたが、APS-Cサイズの一眼レフだったら200mm以上あれば同じような雰囲気で撮れるはずです。今回は300mmで撮影しました。
- 撮影モード:マニュアルモード(M)
- 絞り:F8 程度
- シャッタースピード:1/400〜1/1250 など適当に変える
- ISO感度:400
- ホワイトバランス:オート
- オートフォーカス:中央1点
- 画像サイズ:JPEG L FINE
画像サイズは後からトリミングするので出来るだけ大きなサイズに。シャッタースピードは撮影しながらあれこれ試しました。という事で…最初に撮った写真がコチラです。
これは1/400で撮りましたが、ちょっと明るすぎる気がしたのでもう少しシャッタースピードを早くしました。で、1/1250で撮ったのがコチラ
カメラ内で拡大表示してクレーターなどがしっかり写っていたのでOK!この写真を画像編集アプリでトリミングして、シャープネスと明瞭度を調節したのが次の写真です。
そこまで難しい事を考えず、これくらいの写真が撮れれば自分は満足です。また月を撮る事になったら…この記事を探して設定します。すぐ忘れちゃうんですよね(笑)それじゃ!また!
追記:ミラーレスカメラで皆既月食を撮る設定
2022年11月8日の皆既月食を撮影したときは、最初に書いた設定だと月が暗すぎて写りませんでした。しかし、少し設定を変えるだけでなんとか撮影できたので、この時の設定も書いておきます。
- 撮影モード:マニュアルモード(M)
- 絞り:F8
- シャッタースピード:1/15
- ISO感度:12800
- ホワイトバランス:オート
- オートフォーカス:中央1点(マニュアルフォーカスも併用)
- 画像サイズ:JPEG
今回使ったカメラは「Nikon Z50」で、レンズは「TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)」です。ミラーレスカメラだと、ISO感度やシャッタースピードを調整することで、液晶モニターに月が見えるようになるので比較的撮りやすかったです。しかし、ISO感度を思いっきり上げるので画像が粗くなるのが手持ち撮影のデメリットですね。
ちなみに、月が赤くなる前の状態であれば、最初に書いた設定でバッチリ撮れました。
次に日本で見える皆既月食は2025年09月08日ということなので、その時になったら、またこの記事を確認して写真を撮ってみようと思います!