かなり前の話になりますが@teng_samaさんからマミヤの一眼レフを戴きました。で、最近小さめの一眼レフが欲しいと思いながらカメラ棚を眺めていたら…ちょうどいいサイズのカメラがあるじゃないですか(笑)という事で試し撮りしてきました。
Mamiya(マミヤ) ZE-X
今回レビューするのはマミヤの一眼レフ「ZE-X」です。マミヤといえば中判カメラのイメージがありますが、35mm一眼レフも作っていたんですね。このZE-XはマルチモードAEを搭載した機種で軽くて使いやすい一眼レフになっていました。
これだったら簡単だしフィルム一眼レフ初心者でも使いやすい機種だと思いました。まずは使い方などを簡単に説明していきますね。
今回カメラ本体以外にレンズを3本戴きました。この50mm F1.7とマクロレンズ、そして135mmの望遠レンズです。試し撮りは50mm F1.7を使ってみました。
プラスチックを多用したレンズになるので凄く軽いです。ボディも軽いのでレンズを取り付けても621gです。これが最高に魅力的!
わが家にあるフィルムの一眼レフは全部重い機種ばかりだったのでこの軽さは新鮮でした。疲れないし最高です。それでは細かな機能などをチェックしていきましょう。
グリップ部分にセルフタイマーのスイッチがあります。2秒、6秒、10秒で選択可能。
レンズ右横にあるのはAEロックボタンです。微妙に使いにくい位置です(笑)
シャッタースピードは1/1000~1,Bです。
個人的に嬉しかったのは…露出設定が±3段ある事です!±2までしかない機種が多いのでこれは嬉しい。
また、ZE-Xの特徴なんですが…クロスオーバーという露出をしっかりコントロールしてくれる便利な機能が搭載されています。例えば…絞り優先モードで撮影した時に、絞りを開けすぎてシャッタースピードがオーバーになってしまったとカメラが判断すると…絞りを自動的に絞ります。
失敗写真が減って便利な機能なんですが…ユーザーが狙った写真が撮れないという弊害も出てくるんですよね。それをオフに出来るのが…FIXと書かれたスイッチです。
自分は気軽にこのカメラを使いたかったので…絞りリングを白いボタンを押しながら最小より右にセットしてオートに設定。さらにシャッタースピードもオートに設定しました。これでプログラムモードで撮影出来ます。
ピントだけ合わせれば後はカメラ任せで撮影出来るのは便利で楽です。
カメラ背面にあるスイッチは「多重露光スイッチ」です。一枚撮った後にスイッチを右に動かせば、同じコマにもう一回写真を重ねる事が出来ます。多重露光好きな自分には嬉しい機能です!
ファインダー左にあるスイッチは「アイピースシャッター」です。三脚などに立てて長時間露出をする時などは、ファインダーから入り込んだ光で露出が狂う事があります。それを防ぐために使うのがアイピースシャッターです。(使った事無いけど 笑)
電池は普通に買えるLR44で便利です。
それでは試し撮りをした写真を一気に貼っていきますね。
マミヤ ZE-X 作例写真
今回使ったフィルムは…思いっきり期限が切れたSolaris 200です。12枚撮りだと思ってパッケージから出したら…36枚撮りだったという謎のフィルムです(笑)
試し撮りをしたかったので…Solarisの12枚撮りを出したら、中は36EXPって書いてあるんだけど…本当に12枚撮りなんだろうか(笑) pic.twitter.com/4iagiCI8LF
— ろんすた (@monestar) 2017年7月28日
フィルムが古すぎてダメになっていましたが…背景のボケ方など全体的な雰囲気はいい感じでした!
散歩しながら気になった被写体があったら…マニュアルフォーカスでピントを合わせてシャッターを切るだけ。使い方はこれだけなんですが…出来上がった写真は一眼レフを使って撮りました!と分かるものが多く凄く気に入りました。
色あせたフィルムがこのカメラに合っていたのかな。凄くいい雰囲気の写真が撮れていて大満足でした!
フィルムがISO200だったので室内の写真はちょっと厳しかったかな…でもこれはこれで好きな感じ。
ちょっと電池ボックスの接点がイマイチで…たまに動かない時もありましたが…凄く気に入ったのでこれからバンバン使っていこうと思います!今さらですが@teng_samaさんありがとうございます!それじゃ!また!