お人形を簡単に可愛く撮るコツは一眼レフに単焦点の明るいレンズで撮影する。これが1番だと思うんですけど、、、iPhoneでもアプリを使えばドール写真がグッと可愛くなります。今回はiPhoneでブライスを可愛く撮る方法を!
ブライス(Blythe)を可愛く撮る方法
まずはiPhoneのデフォルトカメラアプリで撮影します。
iPhone5cを使いましたがピントをちゃんと合わせると背景が少しだけボケます。しかし一眼レフなどで撮った写真に比べると背景が目立ってゴチャゴチャした印象に。
背景がしっかりボケた写真にしよう!
アプリを使って背景ボケを作ります。使用したアプリは「Latte camera」です。細かな使い方などは以前書いた女子高生に教えてもらったiPhoneカメラアプリ「Latte camera」を試してみました!をチェック。
Latte cameraのボカシ機能を使います。ドールの周りをグルッと指でなぞります。この時ブライスのアイギミックが見えている場合はその近くをなぞります。(この写真だと右眼の奥に見えるプラスチックの部分)
ぼかしの強さを強に、スライダーを右寄りに。これは好みがあるのでボケ具合を確認しながら操作してください。ここまで出来たら一度写真を保存します。
出来上がった写真がコチラ。しっかり背景がボケて手前の目にピントが合ったポートレートっぽい写真が完成しました。アイギミックも目立たなくなりました。
※現在日本のiTunesストアでダウンロード出来なくなっています
ドールの肌てかりを抑えよう!
ブライスの撮影で重要になるのが、、、肌が光ってしまう事です。マットな肌にカスタムしたブライスであれば問題ありませんが、デフォルト状態のブライスは顔に照明などが反射してテカって見えます。これを「CAMERAtan!!」というアプリを使って目立たなくします。
エフェクトは「Retro」を使い、色調補正で「Light」を選択します。これで一気にブライスが美白美人に!てかりも目立たなくなります。他のアプリでも露出を上げる事で同じ様な効果が出せますが「CAMERAtan!!」の「Retro」エフェクトが1番ブライスの肌を綺麗に見せてくれます。ここまで完成したら保存しましょう。
写真に乙女度をプラス!
先ほどの写真でほぼ完成ですが…様々なボケやライトリークをプラスすると可愛さがググッとアップします。この写真を最初に使った「Latte camera」でもう一度読み込みます。
円形のふんわりしたボケやハートのボケなどなど…好きなエフェクトを選びます。今回は花柄のボケとライトリークを重ねてみました。
はい!これで完成です!乙女度がプラスされました!普通にiPhoneのカメラで撮っただけじゃなくてアプリを何種類か使うとドール写真が一気に可愛くなります。
高級な一眼レフと単焦点のレンズを使わなくてもSNSで「いいね!」がたくさんもらえる写真が完成します。ブライスやドールを可愛く撮ってみたいと思っている方!一度iPhoneで試してみては?予想より可愛く仕上がると思いますよ♪
ドール 写真の撮り方(その他の作例)
iPhoneで撮ったドール写真をもう1つ載せます。こちらも同じ様な方法で加工しましたが「目の輝き」にポイントを置いた加工方法です。
こちらのドールですが、実際は青く輝く目が特長的な可愛いドールです。しかしiPhoneでパッと撮っただけだと目の輝きが全く感じられません。そこでSnapseedというアプリを使いました。
このアプリは写真の一部だけ明るさを調節したり出来ます。今回はドールの目だけ明るくします。こうする事で目の輝きがよく分かる写真になります。最初に載せた写真と下の写真を見比べてもらうと目が凄く青く輝いているのが分かると思います。奥の目も同じ様な加工をしています。
次に手前の目だけにピントが合うイメージにします。今回はTiltShift Generator – ミニチュア風トイカメラを使いました。
さらに明るさを調整して美白度をアップします。背景ボケの効果もプラスされたので一眼レフで撮ったような雰囲気に。前回の作例は乙女っぽい仕上げにしましたが、今回は少し儚げなイメージにしてみたいと思います。
CAMERAtan!! トイカメラ・ふんわりハイキー・本格的な写真補正が簡単にできる写真アプリ!というアプリを使い全体の色味を落としました。
さらにOnocOというアプリで真四角にトリミング、全体の色味を調節して完成です。iPhone1つでドール写真はここまで撮れます。それと、かなり昔に発売されていた本なんですが、ドーリィ*ドーリィという本のVol.15は「私だってお人形カメラマン!」という特集で内容も濃いのでオススメです。