昨日、プリントの色味を3種類から選べる写ルンです「Select Shot(セレクトショット)」が軽米写真館から発売になるという記事を書きました。その中でチラッと2010年に発売されていた「Polaルンです」というカメラの事を紹介しましたが…8年前の話になるので知らない人も多いと思い、改めてどんなカメラだったのかまとめておきます。
Polaルンです:レビュー
Polaルンですは軽米写真館さんオリジナルのフィルムカメラでベースになっているのは、シャッタースピードや絞りをスイッチ1つで変更出来る「写ルンです Night&Day Super」です。この写ルンですにオリジナルのカバーを装着、そして専用ポーチがセットになって販売されていました。
全て2010年にレビューした時の写真を使っているので…けいおん!が写り込んでいます。好きだったなぁ…(笑)
で、本体の右側にある緑色のダイヤルがフラッシュモードの切り替えスイッチです。ここを切り替える事でシャッタースピードと絞り、そしてフラッシュの発光を調節する事が出来ました。
通常フラッシュモード:F11 1/120
・屋外日中向け(フラッシュ撮影も可能ですが、暗いところではきれいに写りません。逆光用です。)
・シャッタースピードは速めです。動きが止まって撮影されます。
微発光モード:F5.6 1/45
・夜間や室内向け。明るく撮影されます。(フラッシュは必ず光ります)
・シャッタースピードは遅めです。動きが流れるように撮影されます。
微発光モードにすると星の形に穴が空いたディフューザーが出てきます。これによりフラッシュの光が柔らかくなります。
この写ルンです…今発売したら絶対に売れるのに。復活してほしい!
話がそれましたが…「Polaルンです」の作例写真を。
Polaルンです:作例写真
この「Polaルンです」も昨日紹介した「Select Shot(セレクトショット)」と同じ雰囲気で、本体&専用ポーチ、プリント代金、データCD、返送費などがセットになって販売されていました。
これが軽米写真館さんから送られてきたPolaルンですの写真です。ポラロイド風のプリントで画像はスクエアになっています。写ルンですで撮った写真がこんな感じでプリントされるのは本当にビックリでした!っていうか今でもビックリです(笑)
そしてプリントされた写真だけじゃなくポラ加工されたデータもCDに入って送られてきます。このとき加工されたデータだけじゃなく…元データも入っているのが嬉しいポイント。
自分は何度かPolaルンですを使いましたが、本当に楽しいカメラでした。
ただ…真四角にトリミングされてポラロイド風に加工される事を意識せずに写真を撮ると…
こんな感じで失敗写真になってしまう事も。とにかく出来上がってくるまでのドキドキも楽しかったし個人的に思い入れのある機種です。ただすでに生産されていないカメラになるので…同じような雰囲気を味わいたかったら「セレクトショット」を買って「チェキスクエア風」でオーダーするのがいいかも。