2010年に発売されたトイカメラが付録のMOOK本「Loveトイカメラ」をご存じでしょうか?パワーショベル社製超広角カメラ「clover san(クローバーサン)」が付いて2300円という価格で販売されていました。かなり売れたので持っている方も多いのでは!?
Vivitar Ultra Wide & Slim:レビュー
2010年当時レビュー用に使っていた写真がザラザラで酷いので過去記事を調べてみたらApple QuickTake 200で写真撮ってた!35万画素のデジカメでレビュー用の写真撮るって斬新だな…(笑)
このクローバーサンというカメラですがデジタルハリネズミで有名な「パワーショベル社」が作っているフィルムカメラです。しかし…ベースは『Vivitar Ultra Wide & Slim』になっています。
この頃、パワーショベルはVivitar Ultra Wide & Slimをベースに柄や色だけが違うカメラを多数作っていたので、その中の1つって感じです。
Vivitar Ultra Wide & Slim:スペック
- レンズ:22mm プラスチックレンズ
- 絞り:f11
- シャッタースピード:1/125
- フィルム給送:手動
- フラッシュ:なし
- フォーカス:1.2m~∞
Vivitar WIDE & Slim、最大の特徴は…22mmの超広角レンズです!プラスチックレンズのゆるい写りと22mmの超広角の組み合わせで安い!そりゃ人気になりますよね。
Vivitar Ultra WIDE & Slim:使い方
Vivitar Ultra Wide & Slimはシンプルなフィルムカメラになるので使い方は簡単です。とりあえず外観などをチェックしてフィルムの入れ方だけ書いておきますね。本体上部にはシャッターボタンとフィルムの枚数を確認する窓があります。
底面にはフィルム巻き戻しレバーと、巻き戻すときに押すスイッチがあります。
本体裏面にはフィルム巻き上げダイヤルと裏フタ開閉ツマミがあります。このツマミを下にグイッとスライドさせて裏蓋を開きます。しかし…これが開けにくい。ツマミを最後までグッと引き下げるとうまく開くと思います。
フィルムを入れる前に巻き戻しクランクを外側に押し出します。外から引っ張ってもOKなんですが…ここがプラスチックで弱く折れちゃう人も多いので中から押し出すようにした方が安心です。
左側のスプールを少し巻き上げ、溝がある場所を上にします。この溝にフィルムの先を差し込みフィルムの穴とツメがひっかかるようにして少し巻き上げます。
ダイヤルを回してみて、同時に巻き上げクランクが動くかどうか確認したら裏蓋を閉めます。あとは2〜3回くらいシャッターを切ってフィルムカウンターが1になったら準備OK!
Vivitar Ultra Wide & Slim:作例写真
それでは最後にVivitar Wide & Slimで撮った写真を一気に貼っていきます。逆光で撮るとフレアが強烈ですし、何より22mmという画角が広々としていて楽しい!周辺減光が凄くてトイカメラらしい写りなのも特徴です。
ココまでの写真は「SUPERIA X-TRA400」で撮影しました。残りの写真は…過去記事を読むと「100円の安いフィルムで撮りました」って書いてありました。フィルムの生産が次々と終わっているこの時代に読むと100円のフィルムって奇跡ですよね(笑)
以上でVivitar Wide & Slimのレビューを終わります!久しぶりに使おうと思いフィルムを入れた事で書いた記事になりますので…クローバーサンで撮るのが楽しみです!ワイド&スリムはリサイクルショップなどで激安で売っている事も多いカメラになるので…見つけた是非ゲットを。それじゃ!また!