換算112mmのレンズと聞くと…ポートレート以外に使い道がなさそうな気がしませんか?自分もそう思っていました。しかし家電量販店でシグマ 56mm F1.4 DC DN(マイクロフォーサーズ用)というレンズを試してみたところ…スナップや日常で使っても楽しいレンズなのでは!?と直感的に思ってしまったんです。
56mm F1.4 DC DNはシグマの中でも価格の安い「Contemporary」シリーズのレンズです。その場で価格を確認すると約4万円!この価格でこの写りなら試してみたい!という事で…勢いよくポチったレンズが先ほど届いたので簡単に紹介していきます。
SIGMA 56mm F1.4 DC DN:レビュー
開封して気が付きましたが…SIGMAのレンズを買うのは初めてです。タムロンのレンズはいくつか使った事がありますが、シグマは初体験なのでワクワクします。
現在メインで使っているカメラはパナソニックのLUMIX G9 PROになります。高性能なカメラになりますが…どうしてもフルサイズのカメラと比較するとボケ味が足りないと感じる事もあるんですよね。しかし…今回購入したレンズはF1.4と明るい中望遠のレンズになるのでマイクロフォーサーズでも滑らかなボケ味を楽しむ事が出来ます。
F1.4の明るい単焦点レンズと聞けば…とにかく高いレンズだというイメージがありますが「シグマ 56mm F1.4 DC DN」は先ほど書いたように比較的手を出しやすい価格のレンズになっています。
ただし…価格は安くてもMADE IN JAPANで簡易防塵防滴です。このあたりも魅力的ですよね。ただ…レンズのコーティングなどは少し弱いのでレンズプロテクターは必須だと思いました。
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用しています。また長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現したそうです。
レンズフードを取り付けてLUMIX G9 PROに装着するとこんな感じです。
LUMIX G9 PROは比較的大きめのボディが特徴のカメラになりますがSIGMA 56mm F1.4 DC DNを取り付けたルックスはバランスもよくいい感じだと思いました。
レンズ本体の重量は256gです。ちなみにアルカスイス互換のプレートを装着したLUMIX G9 PROにレンズを取り付けて測ったら989gでした。1キロ以下だしこれなら持ち運びも楽かな。
室内で撮った作例写真
残念ながらレンズが届いた本日は激しい雨。屋外で写真を撮れなかったので…家の中で撮った写真を数枚だけアップします。
で、このレンズを選んだ理由の1つは…予想より被写体に近寄って写真を撮る事が出来る事でした。最短撮影距離は50cmになるので手に載せて小物を撮る事が可能です。思いっきり手を伸ばした状態になりますが…換算112mmのレンズでこんな写真が撮れるとは思わなかったのでビックリです!
しかも…このボケ味!開放F1.4は強烈なインパクトです。
中望遠のレンズだとオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を使っていましたが…ボケ味を含め、何気ない日常を思いっきり背景をボカして撮るなら「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」の方が好きな写りです。
少し前まで「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」という高級なレンズが欲しいと思っていましたが…半分以下の価格で買えるシグマの56mm F1.4 DC DNを手に入れた事で物欲が消えました(笑)しかも…予想以上に好きな写りです。何というか…公式サイトのうたい文句通り「ヌケの良い写り」だと思います。
ポートレートといえば…来週は友人の娘さんを撮るイベントが控えているので…このレンズでバッチリ七五三の撮影を楽しもうと思います!また作例写真が増えたらこの記事に追記しますね。それじゃ!また!