【キングジム】デジタル耳せんは在宅ワークで集中出来るのか試してみた。MM1000:レビュー

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「音は聞こえて、騒音だけをカット」これはキングジムから発売されている『デジタル耳せん:MM1000』のキャッチコピーです。ここ数週間で「リモートワークになって自宅で仕事するようになったけど…なかなか集中出来ない」という悩みを何度も目にしました。

そんなタイミングでTwitterのフォロワーさんから「デジタル耳せんのレビュー読みたいです! 今の時期、在宅ワークで活躍するか気になっています」とコメントを頂いたので購入して試してみました!

目次

キングジム デジタル耳せん MM1000 レビュー

デジタル耳せん レビュー

キングジムから発売されている「デジタル耳せん:MM1000」は、分かりやすく書くと「音楽は聞けないノイズキャンセルイヤホン」です。スイッチ1つで飛行機の騒音、電車内の騒音、エアコンなどの空調音、冷蔵庫の駆動音など、様々な環境騒音をカットしてくれます。

普通の耳栓や携帯音楽プレーヤーと違い、騒音だけをカットしてくれるので、アナウンスや呼びかけ、電話の着信音などは聞こえるというのがポイント。

デジタル耳せん レビュー

誰もいない室内だとしても、エアコンの音、冷蔵庫の音、室外機の音、近くを道路を走る車の音、ヘリコプター、換気扇…こういった環境音って意外と気になるんですよね。そこでデジタル耳せんを使えばある程度の騒音をカットしてくれるので仕事や勉強に集中出来るって事なんですって。

デジタル耳せん レビュー

開封して中身をチェックすると、デジタル耳せん本体、専用ケース、イヤピース、説明書が入っていました。

キングジム デジタル耳せん MM1000 レビュー

使える機能はノイズキャンセルだけなので本体はめちゃくちゃ軽いです。スイッチも1つだけなので使い方で迷う事はないはず。

キングジム デジタル耳せん 乾電池

機能はシンプルですが単四乾電池1本で100時間使えるのもポイント。(アルカリ乾電池使用時)ちなみに乾電池は別売りです。

デジタル耳せん MM1000 レビュー

コードの長さは85cmで、本体にグルグルと巻きつける形になっています。コード途中についている緑色のパーツはコードストッパーです。このパーツはイヤホンの長さ調整にも使えます。

デジタル耳せん イヤピース

イヤピースは全部で4種類付属していますが、最初に付いているのはMサイズになります。

デジタル耳せん イヤピース

ノイズキャンセル機能の効果を最大限に感じるためには、ぴったりとフィットしたイヤピースを選ぶ必要があります。本体装着済みのM以外に、XS、S、Lのサイズが用意されているので1番フィットするイヤピースを選びましょう。自分はデフォルトのMサイズでOKでした。

デジタル耳せん レビュー

イヤホンを装着したら電源をオンにするだけ。今までノイズキャンセルイヤホンを試した事がない方だったら…びっくりするほどノイズが消えたと感じると思います。逆に最新のノイズキャンセルイヤホンを使っている方だと効果が弱く感じるかも。

とはいえ、エアコンの駆動音、室外機の音、換気扇の音などは確実にカットしてくれる印象です。

デジタル耳せん レビュー

キッチンの換気扇を使ってデジタル耳せんの効果を試してみました。イヤホンをセットして電源をオンにすると「ゴーーーッ」という音が「サーーーッ」に変わります。全く音が聞こえないわけではありませんが騒音はかなりカットされます。

本当に静かな場所で試すと少しだけホワイトノイズが聞こえますが、こういった耳せんを使うような状況であればさほど気にならないレベルだと思います。

また、家族の話し声やキッチンで料理を作っている音などは小さいながらも普通に聞こえます。ラジオの音楽なども聞こえるので…ノイズを完全にシャットアウトする目的では使えません。あくまでも環境騒音だけをカットするイヤホンだと理解して買わないと失敗するのでご注意を。

デジタル耳せん レビュー

これはパーカーのポケットの中にデジタル耳せんを入れて使っている写真ですが、歩いたり立ち上がったり身体がよく動く状況だと「タッチノイズ」が気になります。タッチノイズとはコードに触れる事で「ガサゴソ」という音が聞こえてしまう事です。

タッチノイズが気になる場合は…

デジタル耳せん タッチノイズ

こんな感じで耳の周りをグルッと巻きつけるイメージで装着するとタッチノイズが軽減されます。これは効果絶大なのでガサゴソ音が気になった方はお試しください。

自分は電車の騒音が苦手で電車に乗る時はノイズキャンセルヘッドフォンを愛用していますが、難点としてはアナウンスが聞こえにくい事です。しかし、このデジタル耳せんを使えば、アナウンスも聞こえるのは魅力です!

ただし…誰かと会話する時はイヤホンをしている事で自分の声が大きくなってしまう可能性があるので声量には注意が必要かも。

今回は「在宅ワーク時にデジタル耳せんを使うとどうなるか?」をテーマにレビューを書いていますが…個人的には効果ありだと思いました。

家族が部屋で掃除している音や電話で話している声などは全て聞こえますし、キーボードの打鍵音などは一般的なノイズキャンセリングイヤホンより聞こえるので、全てをシャットアウトしたい方だと物足りなく感じるレベルだと思いますが、環境音だけをシャットアウトするだけでもグッと集中出来ました。

MM1000 レビュー

今まで集中したい時はBOSEのノイズキャンセルヘッドフォン「QC35」を使っていましたが、夏場は暑くて耳が蒸れるのが気になっていたんですよね。しかし、デジタル耳せんなら暑さを感じず集中出来そうなのも気に入ったポイントです。

デジタル耳せん 睡眠時

ちなみに自分は睡眠時に耳せんを使う事が多いので、デジタル耳せんを睡眠時に使ってみようと思いましたが…置き場所や首や手にコードが絡まる可能性を考えると実用的じゃないかな?と、思いました。

以上がキングジムのデジタル耳せん「MM1000」を使ってみた感想でした!なかなかマニアックな商品ですが自分は気に入ったので愛用すると思います!ちなみに後継機のMM2000というデジタル耳せんもありますが価格が7000円くらいしてちょっと高いんですよね。MM1000は4000円程度と気軽に試せる価格なのもポイントです。それじゃ!また!

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