深圳にある光学メーカー銘匠光学のレンズブランド「TTArtisan(ティーティーアーティザン)」から新しいレンズが発売されたので買ってみました。マニュアルフォーカスになりますが明るいF1.4のレンズになるので雰囲気のある背景をボカした写真が撮れるのが特徴です。
そして…最大のポイントは価格です。なんと8,910円(税込)なんです!激安のレンズになりますが質感もデザインも抜群。写りもフワッとして優しい描写で価格以上の満足感を味わえるレンズだと思いました。
【レビュー】TTArtisan 35mm f/1.4 C
激安のレンズになるのでシンプルなパッケージだと勝手に想像していましたが…届いてみたら予想以上にカッコいい外箱で驚きました。
レンズ本体と説明書、保証書など。
レンズキャップはネジ込み式なのでちょっと使いにくいけど…レンズ本体のデザインもカッコいいし質感も抜群です!これで約9000円かぁ…恐るべし中華レンズ。
絞りリングは適度なクリック感があり、フォーカスリングも滑らかで高級感のある使い心地です。
大口径F1.4、ゾナータイプのレンズ構成で10枚の絞り羽が使われています。
マウント部分も金属で安心感がありますね。
今回使ったボディはSONYのミラーレスカメラ「α6000」になります。少し古いカメラになりますが…中古であれば価格も安いしコンパクトで軽いボディは変わったレンズを取り付けて遊ぶのに最適だと思います。
それでは実際にTTArtisan 35mm f/1.4 Cで撮った写真をアップします。
TTArtisan 35mm f/1.4 C:作例写真
まずは室内で試し撮りをした写真から。全て開放F1.4で撮影しました。ピントが分かりにくいほどフワフワした写りになりますがキットレンズなどでは味わえない背景のボケ味を楽しむことができます!
F1.4で撮影するのは楽しいけど…食べ物の写真だとフワフワになりすぎて微妙でした(笑)
うなぎが玉ボケ。次はF2.8で撮影した写真です。
これくらいの方が美味しそうに写りますね。で、ここから下は屋外で撮影した写真になります。
ちょっとザワザワした背景のボケ具合になりますが、これ「8,910円のレンズ」ですからね。マニュアルフォーカスでのんびり撮影して楽しむなら十分なクオリティだと思います!
少しだけグルグルボケっぽい気もしますが…変態オールドレンズほどグルグルではないので普通に使いやすいかも。
今回試し撮りをした日が思いっきり曇りだったので…またよく晴れた日にリベンジしたいと思います。この雰囲気だったらパシャパシャ撮るのが楽しいし、お散歩用のレンズとして愛用できそうです!
現在Amazonなどでは品切れになっていますが、1月20日に入荷と書かれているので気になった方は早めに予約しておくのがおすすめです。それじゃ!また!