少し前に「GIZMON Miniature Tilt Lens:ミニチュア撮影に特化したティルトレンズを使ってみた!」という記事を書きましたが、今回は同じティルトレンズを使って夜景撮影にチャレンジしました。本格的なミニチュア風写真の撮影というより、ちょっと変わったボケ味を楽しむくらいの気持ちで使うのがおすすめのレンズです。
GIZMON Miniature Tilt Lens:夜景撮影にチャレンジ
GIZMON Miniature Tilt Lensは、上下左右にレンズの傾きを変えることで、ピントの合う範囲を変更できます。これをうまく使うとピントの合う範囲を極端に狭めることができます。これがビシッと決まると風景写真などがミニチュア風に見えるんですが、レンズの角度、ピントの位置などを設定するのが微妙に難しいレンズでした。
撮影が難しいと書きましたが、ミニチュア風にこだわらず夜の街を適当にスナップ撮影するだけなら、めちゃくちゃ楽しいレンズです!ファインダーを除いて、レンズを傾けるだけで、普通のレンズでは撮れない幻想的な世界を映し出すことができるんです。
どこにピントが合っているのか分からないような写真ばかりですが、変わった写りが大好物な自分には最高のレンズでした。明るい日中の撮影も良かったけど、輪郭のはっきりしたシャボン玉のようなボケ味を楽しめる夜の撮影が、何倍もワクワクしました。
レンズの傾きやフォーカス位置をあれこれ変えていると、肉眼では見ることができない世界がファインダー内に広がります。
今回の記事に作例写真はありませんが、夜景を絡めたポートレート撮影に使うのも楽しそうなレンズだと思いました。
発売後、あっという間に売り切れてしまったレンズになりますが、14,000円という価格で、ここまで遊べるレンズは珍しいと思います。
まだまだこのレンズの魅力を引き出せてないと思うので、年末年始にかけて、あれこれ撮影して面白い写真を撮りたいと思います。それじゃ!また!