【レビュー】DJI Mic Mini:超コンパクトなのに驚きの音質!

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旅行やお出かけ時の動画撮影には「Osmo Pocket 3」を愛用しています。このカメラは「クリエイターコンボ」というセットで購入したので、ワイヤレスマイクの『DJI Mic 2』が付属していました。

このマイク、音質も良くて本当に便利なんですが…サイズがやや大きめです。荷物を軽くする目的もあり、コンパクトな「DJI Mic Mini」を購入しました。今回、トランスミッターとレシーバーのセットを買ったので、Osmo Pocket 3だけじゃなく、スマホやミラーレスカメラで使えるんです。しかも安い。

目次

DJI Mic Mini:開封レビュー

DJI Mic Mini 開封レビュー

開封すると、マイクや付属品が入ったポーチ、DJIのステッカーセット、保証書などの紙類が入っていました。まず、嬉しかったのは専用ポーチのデザインです。

DJI Mic Mini 専用ポーチ

おしゃれなポーチの中に、レシーバーやトランスミッターが入っていました。中には仕切りがあって、各種アダプターやケーブルなどが、いい感じに収納されていました。

DJI Mic Mini 付属品一覧
  • カメラ用 3.5mm TRSケーブル
  • ウィンドスクリーン(ブラック・グレー 各1)
  • トランスミッター本体(インフィニティブラック)
  • トランスミッター用 充電ドック
  • レシーバー本体
  • スマートフォンアダプター(USB-C)
  • スプリッター充電ケーブル
  • クリップマグネット
  • コンパクトキャリーポーチ

DJI Mic Miniは、トランスミッターが2つ入る充電器がセットになったものもありますが、1人で撮影するだけなら、1 TX + 1 RXのセットが安くていいと思います。ただし、トランスミッターの充電が専用のドックを使うタイプなので、これが少しだけ手間です。

DJI Mic Mini 充電スタンド

とはいえ、1回充電したらトランスミッター単体で約11.5時間も使えるので、1日のお出かけだったら問題なく使えると思います。

トランスミッターにはクリップと小さなマグネットが付いているので、洋服の内側にマグネットを入れて、外側からトランスミッターをピタッと装着することもできます。

DJI Mic Mini 装着例

また、モフモフも2種類付属しているので、洋服の色に合わせて変えることができます。

次はレシーバーを見ていきましょう。このレシーバーも本当によく考えられたデザインで使い心地抜群でした。

DJI Mic Mini レシーバー

本体にはゲイン調整のダイヤルも搭載されていて、録音環境に合わせて音量を調整できます。また、レシーバーは最大2台のトランスミッターを同時にペアリングできるので、1 TX + 1 RXのセットを購入した方でも、あとからトランスミッターを追加して使うことができます。

付属のアダプターやケーブルを使って、iPhoneやミラーレスカメラと接続してみました。最初に試したのはiPhoneとの接続ですが、内蔵マイクと比較するとクリアで聴き取りやすい音質になっていて驚きました。

また、DJIのカメラと接続する場合は、「DJI OsmoAudio(オズモオーディオ)」という独自の方式が使えるので、レシーバーを使わずにトランスミッターを直接接続できます。これ、Bluetooth接続なんですけど、DJIのカメラならレシーバーなしで高音質な収録が可能になるんです。すごい。

Osmo Pocket 3 DJI Mic Mini ペアリング

ちなみに、Osmo Pocket 3も2台のトランスミッターに接続できるので、付属していた「DJI Mic 2」にプラスして、今回買った「DJI Mic Mini」を接続することができました。

Osmo Pocket 3 マイク2台

Osmo Pocket 3なら、電源を入れると自動的にマイクがリンクされるので、難しい設定も必要ないし、簡単に使えておすすめです。

ちなみに、トランスミッターとレシーバーの設定ですが、これはDJI Mimoというアプリを使うと、あれこれ変更できます。

ノイズキャンセリングの強度も変更できますし、大きな声を出しても音が割れない「クリッピングコントロール」の設定や、ローカットフィルターのオン・オフもアプリから変更可能です。

細かい設定がスマホからしか変更できないのは、少し手間ですが、普通の撮影であれば、そこまで変更することはないと思うので、自分は問題なかったです。

まだ、使い始めたばかりですが、ここまで高性能でコンパクトなワイヤレスマイクが1万円ちょっとで買えるようになったのは、時代の進化を感じます。これから、使い込んで気になった部分があったら、また記事にしますね。それじゃ!また!

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