写真やカメラ関連のブログをずっと運営していますが、あまり多くの写真家を知りません。数少ない好きな写真家の1人に「植田正治」さんがいます。砂丘を舞台に数々の名作を生み出した写真家です。とにかく無駄なものが一切写っていない。植田正治さんの写真にはミニマリスト的な美しさを感じます。
マイケル・ケンナ(Michael Kenna):IN JAPAN
今回初めてマイケル・ケンナの写真集をチェックしましたが、植田正治さんの写真を初めて見た時と同じくらいの衝撃が!自分は知らなかったけど…有名な方なんですね!とにかくマイケル・ケンナさんの作品もシンプルな写真が多く…特にこの「IN JAPAN」という写真集は最高にインパクトがありました。
全て日本で撮影された写真ばかりなんですが、完璧な構図、バランス、そして水墨画を思わせる強烈な写真が満載です。長時間露光で撮影されたであろう写真は幻想的で…ファインアート系の写真が好きな方なら好きな雰囲気だと思いました。
こちらは2010年8月に再販された「IN JAPAN」という作品集で、初版に新作10点とマイケル・ケンナのメッセージが追加された特殊製本版です。全てがカッコイイ。
MICHAEL KENNA A TWENTY YEAR RETROSPECTIVE
こちらもマイケルケンナの写真集です。マイケルケンナが撮る写真の多くはスクエアフォーマット、真四角写真です。ハッセルブラッドを使って撮影された写真が多いという事なんですが、自分が知ってるハッセルブラッドの雰囲気とは全然違う…!モノクロプリントの凄さを感じました。
Michael Kenna:RETROSPECTIVE TWO
こちらも同じ大判サイズの写真集ですが、A TWENTY YEAR RETROSPECTIVEよりも、シンプルな構図が際立っています。イースター島、ロシア、フランス、そして「IN JAPAN」にも載っていた日本で撮影された写真などなど…ファインアート系の写真が好きな方は、まずRETROSPECTIVE TWOを読んでもらいたい。絶対に感動すると思います。
マイケル・ケンナ(Michael Kenna):写真集
写真集は買うのは高くて迷ってしまう。そんな方は図書館に置いてある可能性も高いので、お近くの図書館で「マイケルケンナ」を検索してみては?自分も岡崎の図書館にあると教えてもらいました。それでは!また!