中古フィルムカメラの価格はどんどん下がって、かつては高嶺の花だったハッセルブラッドもエイヤッと気合いを入れたら買えるくらいの金額になっています。
デジタル一眼レフを使って写真の楽しみを覚えてフィルムカメラも使って、よーし!次は中判カメラだ!と勢いよくハッセルを買ったとしても…ブローニー(120フィルム)の現像は時間がかかるお店も多いし値段も高い。いい写真が撮れるとしても金銭面で使う回数が減ってしまう。そんなあなたにおすすめなのがトイラボさんです。
ハッセルブラッドの現像
トイラボさんの基本的な使い方は凄く簡単です。会員登録→フィルムを郵送で送る→現像出来た写真はネットでダウンロードという感じです。送って数日でメールが届きログインすれば写真をダウンロードできます。その後数日でお家にフィルムが戻ってきます。スキャニング解像度によって値段が違いますが、撮った写真をプリントしないでブログやSNSに載せるだけならネットサイズが1番安く現像出来ます。
トイラボさんでプリントは出来ません。完全にネット世代のフィルムユーザー向けサービスになっています。ハッセルブラッドで撮った写真をプリントしないなんて考えられないって方もいると思いますが、、、毎回プリントしていたら大変な金額に。トイラボさんで現像して気に入った写真はあとから選んでプリント。そんな使い方がいいんじゃないかな。って思っています。
ハッセルブラッドのノッチ
ハッセルブラッドで撮った写真には特徴があります。それは「ノッチ: notch」です。普通にプリントすると見えない場所なんですけど2つのV字型切込みが左端にあります。上の写真の左端にVの字のノッチがあるのが分かりますよね?これがハッセルブラッドで撮ったという証なんです!
かなり前に一度書いた事がありますが、1番最初トイラボさんにハッセルブラッドの現像を頼んだ時はこの「ノッチ」が見えない状態だったので、トイラボの山田さんにノッチまでスキャンしてもらえるように相談してみたんです。何度もメールでやり取りして、テストを繰り返し、ノッチ部分までスキャン可能になりました。
ネットにハッセルの写真を載せるならノッチが入っていた方が雰囲気があると思うんですよね(笑)これも人それぞれなので…トイラボさんでハッセルブラッドの現像を頼む時、備考欄などに「余白部分までスキャンお願いします」って書けばこんな感じにスキャンしてもらえます。何も書かなければ普通に余白なしの写真に仕上げてくれます。
上の写真をチェックしてもらうと分かりますが、この余白部分をスキャンするには1コマづつ作業されているそうなんですが上下左右の余白がしっかりバランスよく表示されるのは難しいとの事でした(機械的な理由で)自分でトリミングすれば問題ないのですが気になる方はそのままスキャンをお願いした方がいいかも。
久しぶりにフィルムカメラを使ってみたけど近所に写真屋さんがなかった。そんな方も郵送するだけでネットから写真を簡単にダウンロード出来るトイラボさんを使ってみては?