先日@Asibuto_Pentaちゃんとファンの方のツーショットチェキを撮影しました!一気に30枚くらい撮影して感じた事は…チェキ撮影って予想より難しいんですね!
狙った構図で綺麗に撮るには、いくつかポイントがあることが分かったので今回は「チェキで綺麗な写真を撮るコツ」を簡単に書いていきますね!
チェキの使い方〜撮り方
チェキで近い距離の人物などを撮影した時「真ん中に狙った被写体が右にずれて写ってしまった」そんな経験ありませんか?さらに「ファインダーで見た大きさより被写体が小さく写ってしまった」こんな経験もありますよね?
ポイント1:撮影範囲
先日使用したチェキは「instax mini 8」でした。今回の記事で使っているチェキは「instax mini 7S」です。少し違いがありますが、基本は同じになります。まずは撮影範囲です。
instax mini 8:固定焦点 0.6m – ∞
instax mini 7S:固定焦点 0.6m – ∞
どちらの機種も60センチ以上離れて撮る事が前提になります。60センチより近づくとピントも合わず、狙った被写体もズレて写ります。最短距離で撮るとどうなるのか画像でチェックしてみましょう!
ファインダーで覗いている場所とレンズが狙っている場所がズレているのが分かりますよね?この状態で撮影するとどうなると思いますか?
ファインダーを覗くとこんな雰囲気で見えています。真ん中に被写体を配置すれば写真も同じように写ると思いますよね?しかし実際は…視差の影響で右上にズレます。
実際にプリントされたチェキ(左)とファインダー画像(右)の中心に線を描いてみました。左のチェキ写真は中心がズレているのが分かりますよね?
さらによく見ると…ファインダーでは見えていなかった黒い額が上部に写っていますよね?これはファインダーで見るより実際の写真は広く写っているという事なんです。
ポイント2:ファインダー倍率
チェキのファインダーを覗く場合ファインダー内の中央に○が見えるようにして構図を決めますが…実は見えている構図がそのまま写るわけじゃないんです。
instax mini 8:実像式ファインダー 0.37倍
instax mini 7S:逆ガリレオ式ファインダー 0.4倍
8は0.37倍、7Sは0.4倍のファインダーになります。ファインダーで覗いた構図と同じように撮りたい場合は、、少しだけ被写体に近づく必要があります。しかし、先ほどの視差があるので、近づけば近づくほどズレが大きくなります。
チェキのレンズを少しだけ右に向ける
近い被写体を狙った構図で写すためには「少しだけチェキのレンズを右に向ける」事が必要になります。分かりやすいように被写体との距離を40センチにしてみましょう!
先ほど撮影最短距離は60センチだと書きました。もちろん40センチだと近すぎるのでピンボケになります。そんな時はチェキ専用の簡易接写レンズを使いましょう。コレを使えば近接撮影(花、ぬいぐるみ、人物のアップ写真など)が可能になります。
このレンズを取り付けるとinstax mini 7Sの場合撮影距離が40cm~60cmになります。60センチの撮影よりズレが大きくなるので、、、
ファインダー内の被写体はかなり左寄りに配置する事になります。ファインダーよりレンズの向きをチェックした方が綺麗な構図で撮れる事もあるので、、、これは枚数を撮って慣れるのが1番です。
今回紹介したコツを踏まえて、、、人物のアップ(接写レンズ使用)を撮るとこんな雰囲気になります!
カメラを中心に撮影したいと思ったので狙い通りの構図で撮れました!結婚式の二次会でチェキを使い来場者を撮影する係になった人やアイドルのツーショットチェキを撮影する担当者は、このテクニックを覚えておくと関係者に喜ばれると思いますよ。
今回は人物を大きめで写す時のコツになり、1メートル以上離れた被写体を撮影する時は「ファインダー倍率」だけを考えて少しだけ近寄って撮れば狙った構図で写真が撮れると思います。
はい!今回はチェキの綺麗な撮り方(写し方)について書いてみました!デジカメやスマートフォンと違って撮影には少しコツが必要ですが、綺麗に撮れた時の喜びは!最高だと思います!それじゃ!また!