しばらく前にKEISUKE IKEDAさんに見せてもらった「グレゴリーコルベール」というフォトグラファーの写真集が凄いインパクトだったので簡単に紹介していきますね。まずは写真集の外観というか…デザインが凄いんですよ。
グレゴリー コルベール 写真集
今回見せてもらった写真集は正確には展示会のカタログという扱いなんですが、表紙は和紙のような特殊な紙を使っていますし留め具は竹と紐を使っています。タイトルは型押しですし…本当に変わった見た目です。
そして…何と言ってもグレゴリーコルベールの作品が凄いんです。以前IKEDAさんもブログに書かれていましたが…グレゴリーコルベールの写真は合成ではないそうです。 しかし…その写真を見ると本当に合成じゃないの!?これどうやって撮ったの!?と頭の中に「???」がたくさん浮かぶような写真ばかりなんですよ。
動物との距離感などを見ても…本当に現実世界なのか分からないほどで…写真じゃなくてイラストなのでは!?そう思うものもたくさんあります。あまりにも不思議だったので少し調べてみると…こんな文章を発見しました。
グレゴリー・コルベールの写真作品は、動物が自然に生息する場所で人間と交流する姿をとらえることによって、動物が持っている詩的な感性を探ろうとするものです。この作品世界では、人間はもはや人類という種の一個体ではなく、動物の仲間としてとらえられています。 イメージはいずれも、デジタル合成技術を使ったものではありません。
それでも信じられない方は…こちらの動画を観てもらうと納得出来ると思います。
グレゴリーコルベールは写真だけじゃ無く映像でも作品を作っているんです。この映像でも動物と人が凄く近い距離にいるのが分かるので…写真の作品は映像から切り出したもの、もしくは同じ場所で撮ったものなんでしょうね。
それにしても…凄い写真ばかりです。ちなみにIKEDAさんは先ほどの写真集だけじゃなく、もう一冊違う写真集も持っていて見せてもらいました。
こちらも最初に紹介した写真集と同じようにインパクト抜群の写真ばかりが載っていて凄かったです。撮ろうと思っても撮れるような写真ではないし…真似できるような写真集ではありませんが、グレゴリーコルベールというアーティストを知る事が出来て良かったです。それじゃ!また!