以前キングオブトイカメラ LOMO LC-A+の使い方という記事で「LOMO LC-A+」について書きました。自分がLOMO LC-A+を購入したのは2007年なんですが、プラスが付いていない「LOMO LC-A」というカメラもあり、コチラは2005年まで発売されていました。今回はこのLC-AとLC-A+でどんな違いがあるのかチェックしてみようと思います。
※LC-AはRainbow Moon Stoneのlomomariaさんからお借りしました
LOMO LC-AとLC-A+の違い
まずはサイドから。LC-Aには「絞りレバー」があります。LC-A+はオートになったのでこのレバーがなくなりました。LC-Aは絞りを設定出来ますが、シャッタースピードが1/60秒固定になってしまいます。なかなか使いこなすのが難しい事もありLC-Aを使っていても「オート」に設定している方が多いと思います。(一番下のAがオートです)
逆側にある距離計レバーはどちらも同じです。LC-A+の特長は丸で囲んだ部分に様々なアクセサリーを取り付け可能なスリットがあります。広角で撮影出来るようになるコンバージョンレンズなども装着可能になっています。
これはWide Angle Lensを装着した写真です。その他、分割した写真を撮れるスプリッツァーなどをスリットを使う事によって簡単に装着出来るのが「LC-Aプラス」の特長ですね。
上部からチェックしてみましょう。まずシャッターボタンが違います。LC-A+のシャッターボタンは銀色で真ん中に穴が開いています。これはレリーズケーブルを接続出来るようになっているんです。また細かな違いですがフィルムカウンターの色も違います。
背面にも違いがあります。LC-A+にはフィルムが見える窓があります。フィルムカメラってしばらく使ってないとフィルムが入っているのか不安になる時ってありますよね?間違って開けちゃった時のショックは半端じゃなく…思わず半泣きになるレベルです(笑)そういったミスをしないですむようにLC-A+は進化しています。
コチラは「LC-A+」のファインダーです。
こっちは「LC-A」のファインダーになります。覗いてみないと分からない違いですが、ファインダーにも違いがありました。よく見るとLC-Aのファインダーにはゾーンフォーカス表示がありました。
ちなみにロモ蔵と呼ばれているキャラクターロゴが描かれているLC-Aは再生産されていたもので「ウィーンバージョン」と呼ばれています。ファインダーのゾーンフォーカス表示はウィーンバージョン後期で廃止されているので…lomomariaさんのLC-Aは前期バージョンだと思われます。(ちょっと曖昧で自信ないけど)
その他LC-A+には多重露光が簡単に出来る「MXスイッチ」が付いていたりしますが、このあたりは以前書いた記事からチェックしてくださいませ!それじゃ!また!