最新型のミラーレス一眼にオールドレンズを装着して、独特の写りを楽しみたいって人って意外と多いと思います。
今回自分が試したのはLUMIX G9 PROにキヤノンのFD 50mmF1.4という古いレンズの組み合わせです。
LUMIX G9 PROにはボディ内手ブレ補正が搭載されているので、手ブレ補正がないオールドレンズでも安心して撮影する事が出来ます。しかし…オールドレンズを楽しむためにはマウントアダプターにプラスしてボディ側で少し設定が必要になるので簡単に説明していきますね。
パナソニックのカメラでオールドレンズを使うための設定
以前のパナ機であればオールドレンズを使う場合「レンズ無しレリーズ」という設定をオンにする必要がありましたが…LUMIX G9 PROには「レンズ無しレリーズ」という設定がないようです。
マウントアダプターを使いオールドレンズを装着すれば撮影が可能になるようですが…もし違ってたら教えてください。
焦点距離の設定をする
オールドレンズを取り付けた状態で電源をオンにすると「焦点距離が○○mmに設定されています。変更しますか?」と聞かれます。今回使用したレンズはCanon 50mmF1.4ですから「50mm」に設定しました。
ピーキングをONにしましょう
オールドレンズで撮影するとき、どこにピントが合っているのか分かりにくいという方はピーキングをONにしましょう。
ピーキングは設定から「検出レベル」と「表示色」を選択する事が出来ます。
ピーキングをオンにすると合焦時に色が変わります。これが地味なんですが分かりやすい。表示色も選べるしオールドレンズを使うならオススメの機能です。
MFアシストの設定
ピーキングだけじゃなく、しっかりと細かい部分までピントを合わせたい方は「MFアシスト」機能を使うのがオススメです。自分は「Fn1ボタン(オートフォーカスモード)」を押す設定にしています。
ピントを合わせた位置を拡大できるので凄く便利です!
LUMIX G9 PRO Canon FD 50mm F1.4 作例写真
こちらが実際にLUMIX G9 PROにCanon FD 50mm F1.4を装着して撮った写真です。普通に撮るだけだと面白みがないので…「クリエイティブコントロールモード」から「ファンタジー」というエフェクトを選んでみました。ふんわりとした淡い色味でお気に入りです。
こちらもファンタジーを使用して、後からLightroomでノイズを乗せてます。
これは「サンシャイン」という光が差し込むような雰囲気を作ってくれるエフェクトです。せっかくオールドレンズを使うなら…昔のカメラでは出来なかったカメラ内エフェクトなどを使うのが好きなんですよね。
もちろん普通に撮っても楽しいと思いますけどね。という事で今回はLUMIX G9 PROでオールドレンズを使うやり方を書いてみました。それじゃ!また!