今回CP+2017の会場を歩いていたら「MiNT InstantFlex TL70」を発見したので外観をチェックしてみました。こちらのカメラ、ローライフレックスのような二眼レフに見えますが…実はチェキがプリント出来るんです。
MiNT InstantFlex TL70(インスタントフレックス TL70)
世界初の二眼レフインスタントカメラという事で、発売前にチラッと紹介した事がありますが実物をチェックするのは初めてです。
今回展示されていたInstantFlex TL70は専用レザーケースとレンズフードが取り付けられていました。見た目はかなりカッコいい!インスタントカメラとは思えないデザインですよね!
カメラの上部には内蔵式のフラッシュが搭載されています。ワンプッシュでフラッシュの開閉が可能で通常は「InstantFlex TL70」のロゴが見えています。
このカメラはファインダーフードを開き上部から除いてピント合わせや構図を確認します。
ファインダーはそこまで明るくは無いんですが、予想より見やすかったです。
また内蔵ルーペを使えば、スクリーン像を拡大表示出来るのでより細かいピント合わせが可能になります。二眼レフだったら普通の機能ですが…これがインスタントカメラだと思うと不思議な感じです。
カメラのサイドには「EV値スイッチ」があるので調節する事でハイキーな写真を撮ったりローキーな写真を撮影したりする事が可能です。写真の明暗を調節出来るって事ですね。
右下にもう1つある丸いボタンは「フィルム出力ボタン」になります。このボタンを使うことで多重露光撮影も楽しめます。
専用ケースが付いていて見にくかったんですが…右下にある赤いボタンがシャッターボタンです。赤いシャッターボタンを見るとアグフアのカメラを思い出しちゃいます。可愛くていい感じ。
撮影レンズは61mm/F5.6〜F22で、4段階の絞り調整が可能です。最短撮影距離は48cmになっていました。さらにボケが星形になる「bokeh」というモードも搭載しています。
その他、バルブモードが使えたり見た目はクラシックですが高機能なインスタントカメラになっていました。今回外観だけで…作例写真を見ることは出来なかったんですがチラシをチェックすると雰囲気のある写真が撮れそうな感じでした。
チェキシリーズの最上位機種「instax mini 90」も様々な撮影が楽しめますが、同じような撮影が二眼レフのデザインで使える「MiNT InstantFlex TL70」も魅力的だと思いました!価格が5万円以上しますし…簡単に買えるカメラではありませんが、このデザインは唯一無二ですから悩む人も多いのでは!?
またNDフィルターやクローズアップレンズが数種類セットになった「InstantFlex TL70 レンズセット」なんて商品も発売されているので、チェキフィルムを使ってしっかりとした作品を作りたい方にもオススメです。それじゃ!また!