2021年の11月に購入したロモの変態レンズ「New Petzval 55 mm f/1.7 MKII」をα7IVに装着してスナップ撮影してきました。α7Cで使っていた頃は、ピントリングが回しにくく使いにくい印象でしたが、α7IVで使うとグリップが深いのでα7Cよりは撮影しやすかったです。
で、久しぶりに使ったら、やっぱり面白いレンズでした。プレートを差し入れることでボケの形をコントロールできるんですけど、今回は「星形プレート」を入れて撮影しました。
こちらの写真は交差点をバスが曲がってくる瞬間を撮影したものですが、ウインカーが大きな星になって面白かったです。もちろん、普通に撮影した写真も変わった写りで楽しいレンズなんですよ。
【α7IV】New Petzval 55 mm f/1.7 MKII:作例写真
今回もα7IVの「クリエイティブルック」というプリセットを使ったJPEG撮って出しです。ほんと、パパッと撮っていい感じの色味に仕上がるのでお気に入りの機能です。
星形のボケが可愛いレンズになりますが、被写体から背景までの距離や光源よってはプレートの形にならないこともあります。ですから、街を歩きながらいい感じの被写体を探すのもこういう変態レンズを使う醍醐味です。
上の写真は家に帰ってから気づきましたが、コーヒーに星が浮かんでいました。マニュアルフォーカスで使いやすいとは言えないレンズですが、こういう偶然もあるので、撮影時に少しピンボケだと思っても削除せずに残しておくのがおすすめ。
このレンズはぐるぐるボケをコントロールできるのも特徴です。上の写真はボケを最大まで強調する設定で撮りました。周辺は流れて、中央のボケの中には、うっすら星が見えています。こんな写真、普通のレンズじゃ撮れないので変態レンズ好きだったら絶対に楽しめます。
この写真も少しだけ星が出てますね。
もちろん、プレートの形のボケが出ていなくても楽しいレンズですよ。
あと、マニュアルフォーカスのレンズなので、次の写真のように「わざとピントを外した写真」を楽しむこともできます。
オートフォーカスのレンズを使っていると、こんな写真を撮ろうと思わないので、撮影の幅を広げるためにもMFレンズ使いたくなるんですよね。
自分は変わった写りが好きなので、絞りは開放、ぐるぐるボケ設定は最大にして撮影しましたが、設定を変えればもう少し普通っぽい写真も撮れるはずです。この記事にはそういう写真ありませんけど(笑)
まとめ
今回はスナップ撮影で使いましたが、ポートレート撮影で使うと人物と可愛いボケをミックスした幻想的な写真も撮れます。詳しい使い方などは、以前書いた記事があるのでチェックしてくださいませ。それじゃ!また!