ニコン「プラマウント」の悲劇

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ニコン「プラマウント」の悲劇

Nikon Z50を買って2年8ヶ月。ほぼ毎日使いまくって最高の相棒だと思っているミラーレスカメラですが、ショックな出来事がありました。使用頻度が1番高いレンズ『NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR』のマウント部分が削れて欠けてしまったのです。

ニコン プラマウント 割れる

これまで自分はDXフォーマットの安いレンズに採用されている「プラマウント」に不安は感じていましたが、不満はなかったんです。以前「【レビュー】NIKKOR Z DX 24mm F1.7:コンパクトでスナップに最適な撒き餌レンズ」という記事にこんなことを書きました。

DXフォーマットの安いレンズの宿命。マウント部分はプラスチックです。安っぽく見えますし、耐久性に少しだけ不安もあります。とはいえ、2年半くらい、他のプラマウントのレンズを使っていますが、特に削れたり、割れたりしていないので、そこまで気にしなくてもいいのかな?

しかし、恐れていたことが起こってしまいました。レンズ交換時にふとレンズを見たら、マウント部分が削れて、プラスチックのカスが少し残っている状態になっていました。

指で少しこすったらカスは取れましたが、思いっきりマウント部分は削れていますし、残りのプラスチック片がどこにいったのかも分かりません。

この削れ方を見ると、マウント装着時にレンズが少しだけ斜めになっていて、本体の金属マウントで削ってしまった気がします。

ですから、レンズの付け外しが雑だった可能性もあります。しかし、これまで20年以上レンズ交換式カメラを使っていて、カメラもレンズも大切に使っている方だと思いますし、こんな風に削れてしまったことはないので、ショックでした。

ニコン プラマウント

最近「NIKKOR Z DX 24mm F1.7」を買ったことで、頻繁にレンズの付け外しをするようになったのは確かですが、金属マウントであれば、今回のような削れ方はしないと思うんですよ。

以前、デジカメWatchに「カメラを毎日持ち歩きたい写真好きに…NIKKOR Zの最薄レンズ「NIKKOR Z 26mm f/2.8」」という記事に、こんなことが書いてありました。

レンズ着脱の回数をしっかり考えて、プラマウントと金属マウントは同じ耐久試験を行っていますから、安心です。

プラスチックそのものの素材も進化していますし、耐久試験にも合格しているので、ニコンのプラマウントがダメということではありませんが、やっぱりショックです。

そこで、思いついたのが「ボディ増やす作戦」です!

レンズ交換をしなければマウント部分が摩耗したり、削れたりする心配はありません。だったらNikon Z50には便利ズームを付けっぱなしにして、スナップ撮影用にZ30にDX 24mm F1.7を組み合わせたら完璧だと思いました。ファインダーは無いけどコンパクトで軽くてコンデジ感覚で使えそう。

さぁ、ワクワクしてきましたよ(笑)

追記:買いました!

Nikon Z30 NIKKOR Z DX 24mm F1.7
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