タムロンのキャンペーンで望遠ズームレンズ「TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)」が当選しました。このレンズを使うために悩みに悩んで買ったのがAPS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラ「Nikon Z50」になります。
タムロンの望遠ズームレンズはFマウント、Z50はZマウントになるのでFTZというアダプターを使う必要があり余分にお金もかかるので、それだったら普通の一眼レフを使った方がいいのでは?と、思いましたが…自分はZ50にして大正解でした。
Nikon Z50とTAMRON 100-400mm F/4.5-6.3で野鳥撮影
まずミラーレスカメラで野鳥撮影する最大のメリットは「ファインダーを覗きながら直感的に露出補正ができること」だと思いました。例えば暗い背景に白い鳥がいた場合、一眼レフだとイメージした露出にならない事が多いんですよね。これはもちろん自分の経験不足が原因なんですが、ミラーレスカメラであればファインダーを覗きながらダイヤルを回すだけで思い通りの露出補正が可能です。
次の写真は「TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USDをNikon D40に装着して野鳥撮影に挑んだら惨敗…」という記事にアップした古い一眼レフD40で撮影したものになります。
撮影日や時間帯も違うので比較にならないと思いますが、一眼レフで撮影するときは「とにかくピントと露出が合っていればOK」な写真しか撮れなかったのに対し、ミラーレスカメラで撮影すると露出はもちろん構図やバランスまで意識して撮影することができました。
小さな野鳥になると動きも激しいので構図を考えている余裕は減ってしまいますが、それでも一眼レフより完成図をイメージしやすいのは確かだと思います。
次にミラーレスカメラで野鳥撮影するときのデメリットは…ファインダーを覗いた時のタイムラグと連写時のブラックアウトです。
自分は野鳥撮影を始めたばかりなので、観察して記録するのがメインになっていますが、それでも素早く動く鳥たちをファインダーで捉えるのは非常に難しいです。そしてミラーレスカメラはファインダーを覗いた時のタイムラグがあるのでシャッターチャンスを逃してしまう確率は高くなります。
また野鳥撮影の場合、連写を使う方も多いと思いますがZ50は最大約11コマ/秒の高速連続撮影が可能です。予想以上の連写で自分的には大満足です。ちなみにこの設定にすると連写時にブラックアウトする時間も短く比較的一眼レフに近いフィーリングで撮影できます。しかし…連写後にブラックアウトするのは気になります。(SDカードを高速なものにすれば軽減される?)
今はまだ野鳥を見つけて大きく写すだけで精一杯ですが…この先もう少し慣れてきたら飛び立つ瞬間を狙ったりしてみたいです。そういった撮影になるとタイムラグやブラックアウトタイムがネックになりそうな気がします。
ちなみに同じミラーレスでもオリンパスのカメラの方が機能的に有利だと思ったりしますが、今はZ50とTAMRON 100-400mm F/4.5-6.3の組み合わせがめちゃくちゃ楽しいので浮気するつもりはありません(笑)
それにしても不思議なもので、写真を趣味にしてからこれまで「野鳥撮影なんて絶対にしない」と思っていましたが…実際に試してみると野鳥の可愛さ、撮影の難しさ、公園や川沿いを鳥を探しながら歩く楽しさ、今まで知らなかったワクワクに出会えました。
それだけじゃなくコロナ禍で大好きだった旅行もできなくなり、近所で楽しめる趣味を探していたタイミングだったので、そこに野鳥撮影がフィットしたのかも。
以上、とりとめのない文章になってしまいましたが、Nikon Z50にTAMRON 100-400mm F/4.5-6.3を装着して野鳥撮影を楽しんでいます!というブログ記事でした!それじゃ!また!