DJIが1インチCMOSセンサーを搭載したポケットジンバルカメラ「Osmo Pocket 3」を発表しました。前モデルは「DJI Pocket 2」で、初代は「Osmo Pocket」でしたので、Osmoが付いたり付かなかったり、ネーミングに一貫性がないのが気になります(笑)
そして、今回の「Osmo Pocket 3」についてですが、既存ユーザーの不満点を解消し、さらに回転式のタッチスクリーンを搭載するなど、予想以上の進化を遂げました。
センサーサイズが1インチと、大型化したことにより自撮りでも適度な背景ボケが楽しめます。また、暗い場所での撮影もノイズが少なくなり、全体的に画質が良くなりました。
そして、ディスプレイは回転式の2インチフルカラーOLEDタッチスクリーンになりました。縦向き、横向き、どちらでも撮影可能です。ですから、TikTokなどのSNSを使っている方にもオススメできるカメラです。
そして、Osmo Pocketシリーズといえば、ジンバルを内蔵したカメラというのが最大の特徴です。普通に歩きながら撮影しても、全くブレを感じない滑らかな映像が撮影できます。スマホの電子手ブレ補正と違って、夜間の撮影でも確実にブレを押さえてくれます。
また、センサーサイズだけじゃなく、4K/120fpsで撮影することが出来るようになりましたし、10-bit D-Log Mと10-bit HLGのカラーモードにも対応しました。このサイズのカメラで1インチセンサー、10-bitってマジで最強ですよ。
充電スピードも爆速になり、16分で80%まで充電できるそうです。
ただし、価格はグッと高くなり本体のみが74,800円、マイクやバッテリーハンドル、ミニ三脚などが付属したクリエイターコンボが96,800円になります。
その他、Osmo Pocket 3用のブラックミストフィルターなども発売されるので、これまで以上にシネマティックなVlogが楽しめそうなカメラに仕上がっています。
ちょっと高いけど、これは売れそうな予感!