ピークデザインのストラップは、ハンドストラップの「カフ(CUFF)」と、細身のカメラストラップ「リーシュ(LEASH)」の二種類を持っていますが、今回新しく「スライドライト(SLL-AS-3)」という少しストラップ幅が太めの商品を買ってみました。
スライドライトは、ストラップの長さ調整が簡単で、アンカーという着脱システムを使いどんなカメラでもカチッと装着できるのがポイントのカメラストラップです。
ピークデザイン スライドライト SLL-AS-3:レビュー
今までは「リーシュ(LEASH)」というストラップを使っていましたが、ストラップ幅が約2センチと細いので大きめのカメラを使うと首に食い込む感じになってしまうのが気になっていました。そこでリーシュより少し幅が太いスライドライトを試してみる事に。
先に使用感を書いておきますが…レンズと合わせて1kg以上のカメラを使うならリーシュよりスライドライトの方が首の負担が少なく楽だと思いました。
付属品はこんな感じ。専用ポーチ、ステッカー、予備のアンカー、六角レンチ、そしてコードが太くてカメラにアンカーを装着しにくい時に使うオーバル環が2つです。まずはアンカーをカメラに装着してみましょう!
カメラ側にアンカーを装着しました。ここにストラップ部分を装着して使うのがピークデザインの特徴です。こんなに細いコードで1kgとか2kgのカメラをぶら下げるは不安だと思いますよね?しかし…このコードの耐荷重は90kgになっているんです。
もちろん永遠に強度が保証されているわけではなく…コードが摩耗して黄色いラインが見えたら交換してくださいねと書いてあります。ちなみに一年半くらい使っているアンカーでも黄色いラインが見えた事はありません。
ピークデザイン スライドライトの使い方
ストラップの固定方法ですが、アンカーをストラップ先端のパーツにはめ込みグッと引っ張ればしっかりと固定される感じです。
装着感も完璧でジャストフィット!ガタつきも無いので安心感があります。そして…スライドライトというネーミングから分かるようにこのストラップは「スライド機構を使ったストラップの伸縮が便利」なんです。
ストラップの伸縮がスムーズ
ストラップを装着した状態で調節金具を持ち上げます。この状態でストラップをスッと上下に引っ張ってあげると…簡単に長さを調節する事が出来ます。これがかなり便利です。
スライドライトには滑り止めが付いています
またリーシュと違い首の部分に滑り止めも付いていました。通常使用時はサラサラとした面が首にフィットする仕様ですが…あまりにも滑ってしまう場合はひっくり返して滑り止めを使う事が出来ます。
最初は滑り止めが反対に付いている不良品かと思いましたが…違いました(笑)
プレート装着で斜めがけユーザーも使いやすい
スライドライトには小型のカメラプレートと六角レンチが付属していますが…このプレートはカメラの三脚穴に取り付けます。
この状態でカメラを斜めがけすると…影時に使うグリップ部分がフリーの状態になります。ですからパッとカメラを持ったときにストラップが邪魔にならないんです!
カメラを常に斜めがけで使っている方だったら絶対に便利だと思います。
まとめ
今回ストラップ幅がリーシュより少し太い「スライドライト」を買ってみましたが、やっぱり少し太いだけで安定感が違いますね。スライド機構部分が使いやすくオシャレなのも気に入りました。これからは大きめの一眼レフを使うときは「スライドライト」、小さなミラーレスを使うときは「リーシュ」といった感じで使い分けようと思いました!
そういった使い分けが簡単に出来るのもアンカーという着脱システムのおかげだと思うので…ピークデザインは本当に便利だと思います。
便利な反面…1つ買うと他のアイテムも次々と欲しくなるピークデザイン沼が待っているので、これから買おうと思っている方は注意してくださいね(笑)それじゃ!また!