記事を書くのが少し遅くなりましたが東プレが静電容量無接点方式スイッチのキーボード「REALFORCE TKL」シリーズを3月14日に発売すると発表しました。これは昨年9月に発表された「Realforce R2」のテンキーレスモデルになります。
テンキーレス Realforce TKL シリーズ一覧
今回は簡単に新しく発売になるRealforce TKLシリーズのデザインと機能を紹介していきます。まず第1世代のRealforceと比べサイズが小さくなっています。従来のデザインより16%コンパクトな省スペース設計になっているそうです。
テンキーレスもフルキーボードタイプと同じ4モデル8製品になります。最初のモデルの仕様をしっかり覚えていれば大丈夫なんですが…とにかく種類が多くて分かりにくいので順番に紹介していきますね。
標準モデル REALFORCE TKL
REALFORCE TKLの後ろに、S、A、SAが付く事でモデルを見分ける事が出来ます。基本になっている標準モデルがこちらの「REALFORCE TKL」になります。
カラーバリエーションはアイボリーとブラックの2種類で…
- アイボリー:30g/45g/55g 変荷重
- ブラック:45g固定荷重
アイボリーは変荷重、ブラックは全キー45gの固定荷重になっています。これは静音モデル、APCモデルも同じです。
ベーシックモデルの価格は1万9800円(税抜)になっているので、これからリアルフォースを試してみたいという方は無印のTKLが手頃でいいかも。まぁ…普通に考えたら高いんですけどね(笑)
静音モデル REALFORCE TKL S
モデル名に「S」が付いているのが静音モデルのテンキーレスリアルフォースになります。
このモデルは打鍵音が30%程度静かになっているので、カチャカチャ音が気になる方はこちらがオススメ。キー押下圧はベーシックモデルと同じでアイボリーが変荷重、ブラックが45gの固定荷重です。価格は2万5500円(税抜)でグッと高くなります。
APCモデル REALFORCE TKL A
モデル名に「A」が付いているがAPCモデルになります。これはキーボードに興味が無い人だと分かりにくいモデルです。
まず価格は2万6500円(税抜)で静音タイプより1000円高くなっています。キー押下圧は上記モデル2種と同じです。違いは…キーのアクチュエーションポイントを1.5mm、2.2mm。3mmの3段階で切り換えられる機能が付いている事です。
これはキー入力が認識される位置をキーごとに変更出来る機能の事で…ゲーマー向けの「REALFORCE RGB」にも導入されていた機能になります。素早く反応させたいキーは浅く、またミスタイプの多いキーは反応を鈍くするなど…とにかくマニアックな設定が出来るモデルになります。
静音&APCモデル REALFORCE TKL SA
APCモデルでさらに静音になっているのが「SA」です。価格はさらに1000円高くなり2万7800円(税抜)です。
キー押下圧ですが、この「REALFORCE TKL SA」だけ、アイボリー、ブラックともに全キー30g固定になっています。
キーボードの上に軽く指を乗せているだけで入力されてしまうほど軽くタイピング出来るモデルになります。個人的にNiZの35g荷重キーボード(Plum Nano 75)も愛用しているので…このTKL SAを使ってみたい気持ちになっています。
まとめ
デスクを広く使いたい方には待望だった第二世代Realforceのテンキーレスモデルが発売されるわけですが…英語配列モデルとMacモデルは発表されませんでした。
ただ英語配列モデルについては夏頃に発売予定との情報もあったので…USキーボードファンの方は待ち遠しい感じになりました。で…Macモデルはどうなるのか現時点では未定ですが秋くらいに発売してくれるといいな。それじゃ!また!