iPhone 11 Proはトリプルレンズになっているので単体でも様々なバリエーションの撮影が可能です。しかし…マクロが弱かったり本気で撮影しようと思うと「あと一歩…」と、感じることも多いんですよね。
そんな悩みを解消してくれるのが今回紹介する「ShiftCam」です。iPhoneケースに様々なレンズを装着可能になっているのでiPhone単体では難しかった撮影もShiftCamを使えば簡単に実現出来るんです。
※ShiftCamをレビュー用に提供して頂きしばらく使ってみたので使い方や感想をまとめてみました。
【ShiftCam】iPhone 11 Pro 5-in-1 トラベルセット:レビュー
ShiftCamはiPhoneの種類に合わせていつくか種類がありますが、今回レビューするのはiPhone 11 Pro用の「5-in-1 トラベルセット(12,000円)」という商品です。ネーミング通りケースと付属のアタッチメントを使うだけで5種類のレンズが使えるようになる商品です。(※iPhoneのモデルにより使えるレンズの数が違います)
ShiftCam iPhone 11 Pro 5-in-1 トラベルセット:外観・使い方
- CPLフィルター
- 10倍マクロ
- 20倍マクロ
- 180°魚眼
- 4倍望遠
基本的な使い方は簡単でiPhoneケースに装着された複数のレンズをスライドして使いたい機能を選ぶだけ。という事でまずは開封して中身を確認していきます。
本体以外の付属品は専用ポーチや簡易説明書、プロレンズという歪みの少ない高品質なレンズを装着するためのパーツも同梱されています。またトラベルセットはブラックとクリアーの2色展開になっていますが今回レビューするのは「クリア」です。透明なケースになるのでステッカーを挟み込んだりする事も可能です。
実際にShiftCamを装着するとこんな感じです。5種類のレンズが使えるパーツをスライドさせて使います。透明なので分かりにくいんですが…レンズ部のパーツはカバーが付いていて意外と大きいです。
実際に撮影する時はレンズカバーを開けて使います。次の写真はiPhone 11 Proの超広角レンズ部分に「CPLフィルター」が付いた状態です。
このままレンズ部分をスライドすると…
こんな感じで動きます。超広角レンズで使うのは「CPLフィルター」だけで、1倍、2倍のレンズで2種類のマクロレンズ、180°魚眼レンズ、4倍望遠が使えるようになります。
ShiftCam(シフトカム)トラベルセット「CPLフィルター」作例写真
まずは超広角レンズに「CPLフィルター(偏光フィルター)」を装着した作例写真をご覧ください。水面の反射を除去したり、空の青さを濃くしたい時に使えるフィルターですが…iPhoneで気軽に使えるのは便利だと思いました!
次の写真は、左がCPLフィルター使用前、右がCPLフィルター使用後です。テレビに写り込んだ扇風機に注目してください。
指でフィルターを回転させながら使うことが出来るので、反射が軽減される場所を探しながら撮影する事が可能です。ガラスや窓が反射して見せたくない部分まで映り込んでしまう時など…地味に室内でも屋外でも役に立つレンズだと思います。
ShiftCam(シフトカム)トラベルセット「マクロレンズ」作例写真
次はマクロ撮影です。レンズ部を左にスライドしてセットして使います。まずは10倍マクロから。
通常のレンズだけでは撮れない近距離での撮影が可能になります。次はレンズを切り替え20倍マクロを使ってみましょう。
iPhoneとShiftCamを使う事で本格的なマクロ撮影を楽しむ事が出来ます!ネイルやアクセサリー、時計や小物など撮影の幅が一気に広がります。
特に外出自粛が続くこの時期だからこそ室内でマクロ撮影は写真好きのストレス解消におすすめです。マクロで撮出来そうな影被写体をお家で探して撮るだけでもかなり楽しめます。
ShiftCam(シフトカム)トラベルセット「180度魚眼レンズ」作例写真
次は「180°魚眼レンズ」です。iPhone 11 Proの超広角レンズとは違った面白い雰囲気の撮影が楽しめます!
上の写真をよく見ると…一番下に自分の足が写ってます(笑)驚くほど広い範囲を写す事が出来るので、しっかりと構図を確認しないと写したくない部分まで写ってしまうので注意が必要ですね。
ShiftCam(シフトカム)トラベルセット「4倍望遠」作例写真
5-in-1 トラベルセット最後のレンズは「4倍望遠レンズ」です。iPhone 11 Proデフォルトの望遠レンズよりさらに被写体にズームして撮影する事が出来ます。まずはiPhone 11 Proデフォルトの広角レンズで撮影した画像をご覧ください。
同じ場所でShiftCamの4倍望遠を使うと…
ここまで被写体にズームした写真が撮れます。ここでもう一度ShiftCamの魚眼レンズを使って撮った写真と4倍望遠で撮った写真を比較してみましょう!
ShiftCamがあると、同じ場所からここまでイメージの違う写真が撮れるんです。これはかなり楽しめます!それでは最後に高画質な撮影が可能なプロレンズの使い方と作例を載せていきます。
「プロレンズ」iPhoneで高画質な撮影を楽しみたい方におすすめ
こちらがShiftCamのプロマクロレンズとプロフィッシュアイレンズになります。どちらも通常のレンズより歪みの少ないハイグレードラインになっており、ケースとは別で購入する事になります。プロというネーミングから分かるように価格もグッと高くなりますが、その分画質も向上するのでiPhoneを使って本気の撮影を楽しみたい方におすすめです。
まずはマクロレンズから試してみましょう!まずはトラベルセットに付属していたレンズを取り外し、プロレンズ装着用のパーツをスライドして取り付けます。
プロレンズはねじ込み式になっていてます。
実際にマクロレンズを装着するとこんな感じ。
プロレンズの特徴は、歪みが少なくシャープに写る事です。
ShiftCam(シフトカム)プロマクロレンズ:作例写真
プロマクロはiPhoneの広角レンズ側に取り付けて撮影しますが、ズームを使う事で1つのレンズで幅広い撮影が楽しめます!通常のマクロレンズもキレイでしたが、確かにプロレンズの方がシャープで高画質だと思います!
ShiftCamのプロマクロレンズは最小フォーカス距離10mm、倍率10倍というiPhone用とは思えない性能を楽しめるのがポイントです。
そして自分が気に入ったのがプロマクロレンズを使った動画撮影です。iPhoneで撮ったとは思えないハイクオリティなマクロ動画が簡単に撮影出来るのはマジで感動しました。
ShiftCam(シフトカム)プロ230°魚眼レンズ:作例写真
次はプロフィッシュアイレンズです。こちらも同じようにねじ込み式で取り付けます。
左がiPhoneのデフォルトレンズ、右がShiftCamのプロ230°魚眼レンズを使った写真になります。iPhone 11 Proに搭載されている超広角レンズとは違った雰囲気の写真が撮れて、個人的にこのレンズが1番楽しめました。
このフィッシュアイレンズは被写体にググッと近づいて撮影出来るのも特徴で、マクロレンズとも違う面白い雰囲気の写真が簡単に撮れるので室内撮影が楽しくなります。
またプロレンズはインカメラでも使えるのもポイントです。
こんな感じでインカメラを魚眼仕様にする事が出来ます!これがまた面白いんですよ!
こんな感じの自撮りが撮れちゃうんです(笑)手を思いっきり広げてもまだ余裕があるので…3人くらい並んだ状態での自撮りも出来そうな雰囲気。
そして…こちらのレンズも動画撮影に使うと楽しいんです。特にインカメラでプロ魚眼レンズを使った雰囲気が最高です!
まとめ
今回ShiftCamを提供してもらい、じっくりと使ってみましたが、クリップ型のコンバージョンレンズとは違いスライド式でレンズの位置が完璧にフィットするのでレンズの中心部分がズレたりする事なく撮影出来るのが便利だと思いました。
デザインもガジェット好きの心をくすぐりますし、画質にも大満足です。マクロレンズ、魚眼レンズ、トラベルセットと全部のレンズを持ち運んでも一眼レフを持って出かけるよりコンパクトになるので、出来るだけ荷物を減らしたい、でも写真撮影も楽しみたい!そんな時は「ShiftCam」が便利だと思いました。
最後まで読んでくださりありがとうございます!ここまで読んでShiftCamが気になった方は…公式サイトから詳しい情報をチェックしてくださいませ!それじゃ!また!