LUMIX G9 PRO用に買ったSIGMAの中望遠レンズ「56mm F1.4 DC DN」を持って明治村に出かけました。今まで何度も写真を撮っている撮影スポットですが…どこを撮ってもノスタルジックで写真映えする大好きな場所です。
いつもは交換レンズを数本持って明治村に出かけますが…今回は56mm F1.4 DC DNだけで撮影しました!建物ばかりの明治村で広角レンズ無しは厳しいと思いましたが…広々とした写真を撮りたい時はiPhoneを使えば中望遠レンズだけでも意外と楽しめるものですね!
SIGMA 56mm F1.4 DC DN:作例写真
実は中望遠レンズだけの撮影でも楽しめた最大に理由は…紅葉です(笑)明治村のあちこちに紅葉した木々があったので建物やポートレートだけじゃない撮影を楽しむ事が出来ました。
またマイクロフォーサーズ用のレンズですが…開放付近を使うと思いっきり背景ボケを楽しむ事が出来て楽しかったです。MFTユーザーでボケ味を求めてフルサイズが欲しいと思っている方がいたら…まずはこのレンズを試してみるのがおすすめです。びっくりするほどボケますから(笑)
ただし…中望遠のレンズになりますので目の前の被写体を撮ろうと思うと…どこか一部だけを切り取るような撮影方法になります。ですから様々な事を考えながら撮影する事が必要になります。
テーブルフォトを撮ろうと思ったら椅子に座ったままでは無理なので…立って離れて撮影したり。35mm換算112mmという画角は何気ない日常を撮るのが非常に難しい。それと同時に考える事が多くて楽しいレンズだと思いました!
SIGMA 56mm F1.4 DC DNはポートレート撮影に最適なレンズだと評価されていますが…これも撮り慣れてないと難しいですね(笑)何が難しいって被写体までの距離感です。例えば上の写真はこれくらい離れて撮影しています。
ここまで離れているとコミニケーションが取りにくいと感じる事も多かったです。友人や家族だったら問題ないけど…これがモデルさんとの撮影だったら大変だろうな…などと考えながら撮影しました。
もう1つこのレンズでの撮影が難しかったポイントは…オートフォーカスの精度です。特にカメラから近い被写体を狙うとピントが合いにくいのが気になりました。オートフォーカスを中央1点に変更したり…ピントがなかなか合わずに設定を変更する事が何度かありました。
ちなみに今回の写真は全てRAWで撮影してLightroomでフィルムっぽい色味に現像したり…いろいろ試してみた写真になります。しかし…このボケ味は最高ですね。
もちろん開放の写真だけじゃなく絞って風景を撮るのも楽しかったです。中望遠レンズだけでの撮影は難しかったけど…SIGMA 56mm F1.4 DC DNは約4万円という価格なのに写りも抜群でおすすめ度高いと思いました!しばらくこのレンズにハマっちゃいそうです。それじゃ!また!