SONYが、Vlog撮影に特化したコンパクトデジカメ「VLOGCAM ZV-1F」を発表しました。発売日は10月28日で、予約開始は10月19日10時から。
自分も同じシリーズの「VLOGCAM ZV-1」を愛用していますが、本当に便利なカメラでおすすめです。今回発表されたZV-1Fは、これからVlog撮影をスタートしたい初心者向けのカメラになっていました。
VLOGCAM ZV-1F
Vlog初心者向けのカメラと書きましたが、店頭予想価格は税込8万3,000円前後と、普通のコンデジと比較すると高級なカメラです。センサーサイズも1型の積層型CMOSセンサーで、35mm判換算20mm相当F2の単焦点レンズを搭載しているので、安いコンデジより背景ボケも楽しめます。
カラバリは、ホワイトとブラックの2色展開。自撮りに便利なバリアングル液晶モニターを搭載しています。Vlog撮影に便利な「シューティンググリップ GP-VPT2BT」に対応していますが、セット販売がないのが残念です。
シューティンググリップの価格は12,901円なので、本体とセットで買うと9万5000円くらいでしょうか?
ちなみに、ズームレンズを搭載したVLOGCAM ZV-1のシューティンググリップキットは、ヨドバシやビックカメラで105,840円なので、ポイント還元を考えると同じくらいの価格になります。
新しいZV-1Fの方が広角レンズで手持ちで自撮りするなら便利ですが、エントリーモデルになるので内蔵NDフィルターがなかったり、マイクをケーブルレスで使えるマルチインターフェースシューではなく、通常のコールドシューだったり、ZV-1に劣る部分も多いんですよね。
ですから、これからVlogカメラを買う方は迷ってしまうと思います。正直ZV-1の中古を買った方が幸せになれる気もしますが…今回のZV-1Fは「クリエイティブルック」に対応しているんです。
難しいことを考えず、おしゃれな色味の動画が撮れるのは初心者には嬉しいポイント。他社製のカメラより内蔵マイクもクリアですし、音質にこだわりたい場合は外部マイクも装着可能。メニュー画面もZV-1より分かりやすく使いやすくなっています。
もちろん、爆速AFの「商品レビュー用設定」も使えます。上位モデルの「ZV-1」より、軽量で薄型、とにかくライトにVlogを楽しむなら「ZV-1F」もありだと思います。
まぁ、海外だと500ドルと安いので、日本国内でも59,800円くらいの価格だったらオススメ度も上がるんですけどね。半年くらいして価格が落ち着いてきた頃が買い時かも。気になった方は公式サイトから詳細をチェックしてください。それじゃ!また!