本日、AppleがiOS 16をリリースしました。これによりiOSにさまざまな機能が追加されましたが、その中でも感動的だったのが「AirPods Pro」関連の進化です。
まず、先日開催されたApple Eventで、第二世代のAirPods Proで「空間オーディオをパーソナライズ」が搭載されると発表していましたが、iOS 16にアップデートしたら、初代AirPods Proでも「空間オーディオをパーソナライズ」が使えました。
空間オーディオをパーソナライズ
これは、顔や耳の形を測定して、個人に最適化された空間オーディオのパーソナルプロファイルを作成する機能になります。
Face IDを登録するときと似た方法で、顔正面のアングルを撮影、その後、左右の耳の計測も行います。これにより、自分だけに最適化された空間オーディオが楽しめるようになります。
音楽再生時の壁紙がおしゃれになった
また、iOS 16では、壁紙を細かくカスタムするアップデートもありました。さらに音楽再生時の表示方法もおしゃれに変わりました。これは音楽好きな方には嬉しいアップデートだと思います。
AirPods Proに関する設定が増えた
iPhoneの設定アプリから、AirPodsの細かい設定や情報が確認できるようになりました。
先ほど、説明した「パーソナライズされた空間オーディオ」に関する情報だけじゃなく、機種名、モデル番号、シリアル番号、バージョンなどの情報も分かりやすく進化しました。
また、これまでAirPodsシリーズは、ファームウェアアップデートに関するリリースノートは公開されていませんでしたが、今回からAppleがAirPodsのファームウェアアップデートに関する「サポートページ」で、どのようなファームウェアなのか分かるようになりました。
今回の『AirPods Pro:4E71』は「Bug fixes and other improvements(バグフィックスとその他の改善)」という内容のアップデートだと分かります。
4E71でノイキャン性能、音質も良くなった?
今回のアップデートで使いやすく便利に進化したAirPods Proですが、4E71アップデート後の音質をチェックすると、装着した瞬間から違いを感じるほどノイキャン性能が上がっているように感じました。また、音質も低音〜中音域が豊かになり、全体的にクリアで音場まで広く感じます。
これは、個人的な感想なので、本当に全体的な音質やノイキャン性能が上がっているのかは分かりません。しかし、自分は感動するレベルで違いを感じたので、初代AirPods Proユーザーは早めにiOS 16にアップデートして、空間オーディオパーソナライズの設定をするのがおすすめです。それじゃ!また!
確かにradikoも空間オーディオ最適化されて聴きやすくなってる。 pic.twitter.com/Foi9XfdKfH
— ろんすた@変デジ研究所 (@monestar) September 13, 2022