カメラも好きですが、文房具や手帳も好きです。デスク周りの写真を撮影してSNSに投稿することも多いのですが、例えば万年筆のペン先の細かな部分を撮るには、マクロレンズが必要ですよね。でも、毎回マクロレンズに付け替えるのは少し手間がかかります。1本のレンズで広角から接写まで撮影できたら、もっと便利だと思いませんか?
そんな願いを叶えてくれるのが「SEL2070G(FE 20-70mm F4 G)」です。自分はこのレンズを使って文房具の撮影を楽しんでいるので、その魅力を簡単に紹介していきます。
α7IVとSEL2070Gの組み合わせ
カメラは「α7IV(ILCE-7M4)」、レンズは「SEL2070G(FE 20-70mm F4 G)」です。20mmの広角から70mmの中望遠まで1本で撮影できるので、スナップ撮影でも愛用している組み合わせです。まずは、普通にデスクの写真を撮った作例を1枚アップします。
この写真は56mm付近で撮影しましたが、広角側は20mmスタートなので、デスク全体を広々と撮影することもできます。次は、70mmで撮影してみましょう。
左の写真は70mmで撮影したもので、右の写真はα7IVのAPS-C撮影モードをオンにしたものです。α7IVにはAPS-C撮影モードがあり、ボタンひとつで1.5倍のズームが簡単にできます。これだけだと普通のレンズとあまり違いがないように感じますが、ここからが本題です。
こちらは、α7IVの「超解像ズーム」を使って万年筆のニブにグッと寄って撮影した写真です。超解像ズームは、画像の劣化を抑えながらデジタルズームができる機能です。これを使うと、ズームレンズなのにまるでマクロレンズのように、細部までくっきりと写せるのでとても便利です。(この写真は開放で撮ったので、もう少し絞ればよかった)
実際に撮影しているシーンでは、万年筆までの距離がある程度あるので、レンズの影が写真に写り込む心配はありません。全画素超解像ズームを使えば、解像感を保ったまま約2倍のズームが可能です。通常のデジタルズームと違い、画質の劣化を最小限に抑えつつ、被写体にしっかりと寄ることができます。
そのため、細かいディテールまで鮮明に写すことができ、文房具の撮影にもぴったりです。また、SNSに投稿する写真であれば、多少画質が劣化しても、雰囲気さえ伝われば十分だと思います。
まとめ
SEL2070Gとα7IVの組み合わせは、広角から中望遠まで1本でカバーできるだけでなく、APS-Cモードや全画素超解像ズームを活用することで、マクロレンズのような接写撮影も楽しめます。これは動画撮影でも同じような機能が使えるので文房具系のYouTube動画を撮影している方にもおすすめの組み合わせです。それじゃ!また!