本日リリースされた「iOS18.1」には、聴覚の健康をサポートする新機能が追加されました。これにより、AirPods Pro 2を使って聴力をチェックし、その結果に応じて「ヒアリング補助」を利用できるようになりました。(※日本の薬機法で定められた管理医療機器として承認済み)
たとえば、補聴器はまだ必要ないけれど、会話の一部が聞き取りにくいと感じる方にとって、AirPods Pro 2が一時的な「聞こえのサポート」として活躍してくれそうです。友人や家族との会話がもっとスムーズになるだけでなく、テレビや電話の音声もクリアに聞こえるはずなので、必要な場面でサッと使えるのが嬉しいポイントです。
さらに、普段は音楽や通話用のイヤホンとしても活用できるので、生活に自然と溶け込みやすく、気軽に試しやすいのも魅力だと思いました。
AirPods Pro 2 で聴力チェックを試してみた
個人的な話ですが、最近少し聞こえが悪くなった義母にAirPods Pro 2をプレゼントしようかと考えていて、まずは自分で聴力検査の雰囲気を確認してみました。
ヒアリングチェックは、AirPodsの設定メニューから簡単に行えるほか、ヘルスケアアプリでもアクセス可能です。設定画面では、検査をスムーズに進めるためのガイドも表示されるので、手軽に聴力の状態を確認できます。
健康診断や耳鼻科の聴力検査と似た雰囲気で、聴力をチェックするので、まずは静かな場所で行うことが重要になります。また、AirPods Pro 2がしっかりと装着されているかも確認します。
聴力チェックは、音が聞こえたら画面をタップすることで進んでいきます。左耳、右耳、両方でトータル5分くらいの時間がかかります。
チェック後は結果が表示され、ヘルスケアアプリに記録が残るので、後から確認も可能です。さらに、アプリでは難聴や補聴器に関する詳しい情報も閲覧できるので、チェック後に一度目を通すのもおすすめです。
自分は50歳のおじさんなので、若い人より聴力が落ちているかなと思っていましたが、結果は「難聴はほとんど認められない」と表示されました。ちなみに、聴力補助が必要な場合は、この結果に応じて設定が表示されるようです。
ちなみに、似たような機能は「設定」>「アクセシビリティ」>「オーディオとビジュアル」>「ヘッドフォン調整」からも利用できます。ここでは、会話の強調などの設定もできるため、難聴と判断されなくても、どんなサポートがあるかを確認しておくのも良さそうです。
とにかく、AirPodsシリーズを含め、Apple製品はアップデートでどんどん進化するのでユーザーとしてはありがたい限りです。それじゃ!また!