Appleが、A18チップを搭載したiPhone 16シリーズの廉価モデル「iPhone 16e」を発表しました。今回のiPhone 16eは、Appleが激推ししているApple Intelligenceにも対応しているのがポイントです。
価格は99,800円(税込)からで、2月21日午後10時から予約開始です。Apple C1という新しいセルラーモデムを搭載していて、6.1インチiPhoneの中では最長のバッテリー駆動時間を誇るスマートフォンに仕上がっています。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開で、ストレージは128GB、256GB、512GBから選べます。

デザインはシンプルで、7.5WのQiワイヤレス充電に対応しています。しかし、残念ながらMagSafeには非対応です。カメラはシングル仕様ながら、光学2倍ズームに対応し、4K/60fpsのドルビービジョン動画撮影も可能。このあたりは、Appleらしい仕上がりです。

ホームボタンは廃止されFace IDが搭載されました。iPhone 16シリーズですが、ダイナミックアイランドではなくノッチデザインになっているので、少し古く感じますね。もちろん、Lightning端子ではなくUSB-Cポートです。(※USB 2.0:480Mbps)
基本的なスペックは高くなっているので、価格が上がるのは仕方ないと思いますが…アメリカで599ドルなのが、日本だと99,800円なので、やっぱり高く感じますね。
自分は以前、義母に「iPhone SE(第3世代)」をプレゼントしたことがあります。使い方のサポートも含め、家族にiPhoneを使ってもらえて良かったと思っています。ただ、その時は62,800円という価格がポイントでした。これが約10万円となると、正直ちょっと迷ってしまいます。
スペック面では間違いなく優秀ですが、「手頃な価格のiPhone」というイメージからは少し離れてしまった印象です。こんなご時世ですから仕方ないとはいえ、やっぱりもう少し安かったら…と、思ってしまいました。
