先日公開された「watchOS 11」で、Apple Watch純正の「翻訳アプリ」が搭載されました。このアプリが最高に便利だと感じたので、基本的な使い方をまとめていきます。
Apple Watchの翻訳アプリは、20の言語に対応していて、音声入力(タイピングも可能)するだけで翻訳を表示してくれます。これだけでも便利なのですが、Apple Watchのスピーカーから音声を再生することもできるんです。
翻訳する言語の切り替えもワンタッチで簡単なので、Apple Watchを使ってそのまま会話することもできます。
自分は近々、韓国旅行の予定があるので、何か翻訳アプリを使おうと思っていましたが、Apple Watchの翻訳アプリなら言語のダウンロードが可能です。なんと、iPhoneがなくてもApple Watch単体で使えるんです!これはめっちゃ便利!
Apple Watch「翻訳アプリ」基本的な使い方
テキストを使った翻訳も可能ですが、やっぱり「音声入力」が便利だと思います。アプリを起動したら話す言語と翻訳する言語を選びます。
上の画像だと「日本語」で話した内容が「韓国語」に翻訳されます。この状態でマイクのボタンをタップして、翻訳してもらいたい内容を話します。
韓国語の場合は、ハングルとローマ字読みの両方が表示されます。再生ボタンをタップすれば音声が再生されます。毎回、再生ボタンを押すのは手間だと思うので、右上の設定ボタン(…みたいなマーク)をタップして「翻訳を自動再生」をオンにしましょう。
この時、読み上げ速度も調整可能です。速度を下げることもできるのでリスリングの練習にも使えそうです。
優先する入力は「声」がデフォルトで選択されていますが、テキストを選ぶこともできます。そして「ダウンロードされた言語」と書かれていますが、ここをタップするとさまざまな言語をダウンロード可能です。
オフラインで使いたい言語をタップしてダウンロードします。
ダウンロードすれば、iPhoneがなくてもApple Watch上で翻訳アプリを使えます。また、ダウンロードした言語を常に使う「オンデバイスモード」も選べます。
オンデバイスモードをオンにすると、正確さに欠ける翻訳になる可能性があります。また、Siriを使った場合は常にオンラインで翻訳が処理されるそうです。
ダウンロードした言語を使用して常にオフラインで翻訳します。オフラインでの翻訳はオンラインでの翻訳ほどは正確ではない場合があります。Siriでは、常にオンラインで翻訳が処理されます。
まとめ
20の言語に対応しているので、海外旅行はもちろん、海外の方と話す機会が多いお仕事でもApple Watchをつけているだけで、簡単にコミュニケーションが取れるようになります。特に医療系のお仕事でApple Watchが使用可能であれば、かなり便利なのではないでしょうか。
ちなみに、iPhone側の「計算機アプリ」のアップデートも旅行中に役立つ機能が追加されたので、簡単に紹介しておきます。
為替計算ができるようになったため、現地での価格がどれくらいなのか、日本円に換算して簡単に確認することができます。こんな感じで、今回のアップデートは地味かもしれませんが、自分にとってはすごく便利だったのでブログでまとめてみました。それじゃ!また!
※今回の記事の内容は「Apple Watch Series 9」を使ったものです。その他のデバイスだと内容が違う場合があります。