FUJIFILMから発売された「INSTAX mini 12(インスタックス ミニ トゥエルブ)」を購入しました。チェキシリーズのエントリーモデルで、実売価格は約1万円。ふんわりと丸みを帯びた優しいデザインが特徴で、使い方はフィルムを入れたらシャッターを押すだけで簡単、誰でも使える定番のインスタントカメラです。
【チェキ】INSTAX mini 12:レビュー
INSTAX mini 12のカラーバリエーションは、ブロッサムピンク、ミントグリーン、クレイホワイト、ライラックパープル、パステルブルーの5色展開で、自分が選んだのは「パステルブルー」です。また、本体だけじゃなく「専用ケース」と「チェキアルバム」も同色のアイテムが用意されているのでセットで買うと統一感があってかわいいです。
基本的な機能は前モデルのmini 11とほぼ同じですが、電源の入れ方やクローズアップモード使用時のファインダーの見え方などに違いがあります。また、mini 11と比較するとプリント時間も短くなっています。(シャッターを押して約5秒で出力)
単三乾電池とフィルムを入れたら準備OK。レンズ部を回転させると電源が入ります。ONの位置からさらにグルっと回転させると「CLOSE-UP(クローズアップ)」モードになります。被写体までの距離が30〜50cmのときはクローズアップモードにして使います。
ですから、自撮りでチェキを撮りたい場合はクローズアップモードに切り替える必要があります。
レンズ横には自撮りの時に便利なミラーが付いています。レンズ上部に2つある黒い窓は露出を測るセンサーになっているので、指などで塞がないようにして撮影しましょう。また、フラッシュが付いていますが、これはオフにすることはできません。
常に、毎回、絶対にフラッシュが光るので、美術館や水族館などフラッシュ撮影がNGな場所では注意が必要です。
本体背面からフィルムを装填します。フィルムカウンターがあるので残り枚数もパッと見て分かります。右上にはファインダーがあり、ここを除いて撮影します。
先ほど、チラッと書きましたが、今回のチェキはクローズアップモード使用時のファインダーの見え方が進化しています。
これまでのチェキは、クローズアップモード使用時に、ファインダーでの見え方と実際にプリントされるチェキで位置のズレがありましたが、今回はファインダー内にレンズが1枚追加されたことにより、しっかりと補正されるようになりました。これはめちゃくちゃ便利です。
実際に撮影した写真もズレが少なかったし、オート露光機能も優秀なので近距離での撮影でも白飛びが少なく綺麗な写真が撮れます。
付属のストラップも、mini 11と比較すると可愛くなってます。
INSTAX mini 12 専用カメラケース
INSTAX mini 12 専用カメラケースです。ネックストラップが付いているので、首からぶら下げて使えますし、前面のカバーは取り外しが可能なマグネット式で使いやすいです。
ケース背面にはフィルムカウンターが確認できる小窓があり便利。
自分は同色で購入しましたが、パステルブルーとミントグリーンなど、違うカラーをセットにして使うのも楽しそうです。
ちなみにストラップ部分は縫い付けられているので、取り外すことはできません。
チェキアルバム
手帳型のチェキアルバムも同時発売されました。チェキ収納枚数は108枚です。
アルバムの表紙、右下にはinstaxのロゴが型押しされています。
アルバムを開くと、左側にポケットがあります。チェキが入る台紙はアルバムと同系色になっているのでおしゃれです。
まとめ
富士フィルムのチェキ「insax mini シリーズ」は、新モデルが発売されても、そこまで機能が進化することはないカメラです。しかし、今回のクローズアップモードでの視差補正ファインダーは、マジで便利でした。
テーブルフォトや小物をチェキで写す人だったら、この機能があるだけで買い換えるのもありだと思います。デザインもかわいいしオススメです!それじゃ!また!