しばらく前にヴィレッジヴァンガードの「お宝発掘セール」で購入したサーディン缶のようなフィルムカメラ「La Sardina」を使ってみました。22mm(89°)のワイドレンズと気軽に使える多重機能がポイントのカメラです。まずは外観を見ていきましょう!
La Sardina(ラ・サーディン)カメラ レビュー
最初に書きましたが今回La Sardinaはヴィレッジヴァンガードのセールで買いました。アウトレットのような扱いなので、店頭で売っていた状態そのままで販売されていました。通常だったら購入後に外されるヴィレバンのポップも付いたままなのが面白いです。
パッケージには簡単に多重機能撮影が出来る事、長時間露光が出来る事などもポイントとして書かれていました。
La Sardinaはカラフルでポップなボディが特徴なんですが…こちらは真っ黒なボディです。
白いペンなどでペイント出来るDIYエディションという特別なモデルになっていてドライバーが付属しています。自分でパーツを一度外し色を塗り、もう一度組み立てる事が出来ます。
しかし…自分は真っ黒のボディが気に入って買ったので…カスタムしないでそのまま使っています。
丸いカラフルなパーツはカラーフィルターとディフューザーです。大きな丸いフラッシュに装着する事が出来ます。真ん中にある黒いパーツはレンズキャップになります。
レンズキャップにはDIYモデルなので大きくDIYと書かれています。
このフラッシュですが…横にあるつまみをクルクルと回すことで取り外しが可能です。
またフラッシュは光量の調節が出来ます。被写体との距離に合わせたり、夜の撮影に使ったり…様々な楽しみ方が出来そうなフラッシュです。
フィルムの入れ方ですが、これはフラッシュを取り外した状態で行います。
裏蓋は本当にサーディン缶みたいな作りになっていて、全部パカッと外れます。
ファインダー前のスイッチを使い、多重露光撮影(MXスイッチ)やバルブ撮影と通常撮影(B-Nスイッチ)の設定を行います。
レンズ前にハサミのマークが見えますが、フォーカスの切り替えです。ハサミのマークが近距離(0.6m~1.0m)です。見えてないけど人のマークがあって遠景にするときは人のマークに合わせます。(1.0m~∞)
距離設定は二種類しかないので簡単でいいかも。それではLa Sardinaで撮った写真を載せていきますね。
La Sardina(ラ・サーディン)作例写真
距離設定は間違えてないはずですが…プラスチックレンズの描写なんでしょうか?フワッとした写りです。ピントが合っているような合ってないような…デジカメのカチッとした写りに慣れていると、La Sardinaのドリーミーな写りが新鮮です!
こちらはMXスイッチを使った多重露光写真です。こういう写真が簡単に撮れるのは凄く楽しいですし、やっぱりロモのカメラは最高だな!って思いました。
最後に載せたこの写真が1番気に入っています。ワイドレンズならではの写りで…手前には自分の影、奥には観覧車、生首のような顔、ペンギンのイラストからヤギが顔を出していて…美女がえさをあげています。
この写真が撮れただけでLa Sardina買ってよかったって思いました(笑)デザインも可愛いし…写りもドリーミーだしまた使ってみようと思います。次は…フラッシュを使った撮影にチャレンジしたいな!それじゃ!また!