2010年に中古で手に入れたNATURA CLASSICA(ナチュラクラシカ)かなり使ったのでボロボロになっていますが…とりえあず壊れずに使えています。誰でも簡単に使えて綺麗に撮れるのがポイントのカメラなんですが「使いこなせない…上手に撮れない…」と悩む方もいるんですよね。
NATURA CLASSICA:使い方
今回はNATURA CLASSICAの基本的な使い方を書いていこうと思います。まずは外観からチェックしてみましょう!
NATURA CLASSICAは28mm〜56mmのズームレンズ(スーパーEBCフジノンレンズ f=28mm~56mm、1:2.8~5.4)を搭載しています。
丸で囲んだ部分はフィルム窓です。まずはフィルムの入れ方からチェックしていきましょう!裏蓋を開けてフィルムを入れて蓋を閉めれば自動で装填してくれます。簡単にフィルム装填できますが…ホコリなどが入らないように注意して下さい!失敗すると…
酷い事になります(笑)ナチュラは自動でフィルムを巻いてくれるので難しい事はありませんが、フィルムを少しだけ引き出して「FILM TIP」マークに合わせる事がポイントになります。
ちなみにフィルム装填が失敗した時は液晶表示部に”E”が点滅します。焦らずにもう一度装填しましょう。
フィルムが装填されるとカウンターが「1」と表示されます。
NATURA CLASSICAを使いこなす
NATURA CLASSICAは電源を入れてシャッターを押すだけで綺麗に撮れますが…様々なメニューを使うことでグッと撮影の幅が広がります!
風景などを撮影する時は「山」マークに設定しますが、オートフォーカスが苦手な被写体を狙う時にも使えます。たとえばガラス越しの風景を撮影する時などです。
ナチュラが苦手な被写体を覚える事で失敗写真が少なくなります。説明書に書かれている苦手な被写体はこんな感じですね。
- 被写体の近くに太陽などの明るい光源や反射光(車のフロントガラス、波の反射など)がある場合
- 画面の中央部付近に鏡、金属面などの反射面がある場合
- 髪の毛などの黒くて光を反射しにくい被写体の場合
- 炎や煙などのように実体のないものの場合
- ガラス越しの撮影の場合
その他のメニューを組み合わせて撮影する事も出来ます
【メニューやモードの切り替え方法】
MENUボタンを押して「→ボタン」で選択したいモードを点滅させます、ENTボタンでゆっくりの点滅に切り替え、もう一度MENUボタンで決定します。この方法で様々なモードやメニューを組み合わせて撮影する事も出来ます。たとえば以下のメニューを全てオンにして撮影する事も可能です。
- スローシャッターモード
- セルフタイマー(10秒)
- 遠景モード
- 露出補正モード(+1.0)
- 日付写し込みなし
- フラッシュオフ
ただ、この組み合わせだと液晶メニューがてんこ盛りになってしまいます(笑)
NATURA CLASSICAの裏技?
あまり使われる事がない操作方法からナチュラユーザーから「裏技」と呼ばれているモードがあります。
ナチュラクラシカ:ブザー音のON/OFF
明るさが不十分だと警告ランプとともにブザー音が鳴ります。暗い場所でピピピピピと鳴るのが気になる場合はオフにする事が出来ます!
- 電源ONの状態でMENUを押しながらENTを押す
- ENTボタンでOn/Offを選択する
- MENUで決定
最短撮影距離は40センチ
NATURA CLASSICAの最短撮影距離は40センチです。被写体までの距離が近すぎると、緑色のランプが「点滅」します。
ここに罠があります。近距離でピントが合わない位置でもAFランプが「点灯」する時があるんです。
ランプが点灯したからピントがあっているだろう!そう思って近距離でシャッターを切るとピンボケになっている可能性が高いんですよね。
手を伸ばした距離以上ならピントが合うなど、だいたいこれくらい離れたら大丈夫という距離を自分で覚えておくと使いやすくなりますよ。慣れないうちは40センチの紐とか持ち運ぶのもありかも。
NATURA CLASSICAで失敗写真を少なくする方法
どのフィルムカメラでも同じなんですが、とにかく枚数を撮って「失敗写真を撮る」事がポイントになります。そして「どんな条件で失敗したのか?」これを覚えて次回からは同じ失敗をしないように気をつける。上手に撮るにはこれしかないかな(笑)
ナチュラが苦手な被写体を覚えて、モード切り替えをうまく使って撮影すれば!きっといい写真が撮れます!それと説明書をよく読んでください(笑)デジカメと違ってページ数も少ないので!パパッと読めば理解出来ると思います!それじゃ!また!