PENTAXの一眼レフはフィルムカメラ時代から現在に至るまでKマウントを採用しています。ですからフィルム時代のレンズでも最新のデジタル一眼レフに装着する事が可能です。しかし…Mシリーズという1番古いレンズになると…設定を変更しないとシャッターを切る事が出来ないんです。
今回「Vivitar V3800N」というKマウントを採用したフィルム一眼レフカメラ用に「SMC PENTAX-M 50mm F1.7」を購入しました。せっかく同じKマウントならわが家にあるPENTAX K-70でも使ってみようと思い試してみました!
PENTAXの一眼レフでオールドレンズを使うやり方
Kマウントには「Mシリーズ」「Aシリーズ」「FAシリーズ」など様々な種類がありますが、今回使用したSMC PENTAX-M 50mm F1.7はMシリーズのレンズになります。このレンズシリーズは全てマニュアルフォーカスでの撮影になり…自動露出制御にも対応していません。また装着してもカメラ側にF値は表示されません。さらに…デフォルト状態だとシャッターを切る事も出来ないんです。(絞り環にAポジションがないため)
PENTAX K-70でMシリーズのレンズを使うためには…まずカスタムメニューから「絞りリングの使用」を選びます。
次に「許可」を選択して決定します。これでレンズの絞りリングがA以外の時でも撮影が可能になります!後はMモードにして撮影するだけです!
PENTAXの一眼レフにはグリーンボタン(ハイパーマニュアル)という便利な機能があります。Mモード使用時にグリーンボタンを押すと…自動でシャッター速度を決めてくれるんです。ですから…ISO感度を設定して、レンズ側で絞りを決めたら…グリーンボタンを押せば適正露出が分かるんです。
これが本当に便利でした。後はフォーカスだけ合わせてシャッターを切ればオッケー!
こちらが実際にPENTAX K-70にSMC PENTAX-M 50mm F1.7を装着して撮影した写真です。フリマアプリで買った数千円のレンズになりますが…F1.7という明るいレンズになるので開放で撮影するとキレイな背景ボケも楽しめます。また最短撮影距離が45センチなので予想より被写体に近寄って撮影する事が出来ました。
久しぶりにマニュアルフォーカスのレンズで撮影しましたが…やっぱり楽しいですね!それじゃ!また!
my new gear… pic.twitter.com/8Y08Fr7aEE
— ろんすた@物欲ブロガー (@monestar) August 20, 2019