これまで義母は楽天オリジナルのスマートフォン「Rakuten Hand」を使用してきました。しかし、2年半の使用により、レスポンスが鈍くなる、通話が途切れやすくなるなど、ストレスを感じることが増えたようです。
そこで、新しいスマホを検討したのですが、自分もツマーもiPhoneユーザーですし、義母の周りにもiPhoneを使っている仲間が多いということもあり、使い方のサポートを受けやすい環境という点を考慮し、「iPhone SE(第3世代)」を購入しプレゼントしました。
今、iPhone SE (第3世代)を買うのはあり?
2023年11月時点で、iPhoneのラインナップの中で最も手頃な価格のモデルは「iPhone SE(第3世代)」です。ただし、最近の値上げにより64GBモデルの価格は62,800円となりました。(値上げ前は57,800円でした)
この価格帯のAndroidスマートフォンであれば、より高性能なものを選ぶことも可能です。しかし今回は、周囲に使い方を教えてもらいやすいという点を重視し、iPhoneを選択しました。
iPhone SE(第3世代)は、(PRODUCT)RED、ミッドナイト、スターライトの3色展開ですが、今回選んだのは「スターライト」です。第2世代のホワイトより、少しだけ暖かみのある優しいカラーです。
iPhone SE(第3世代)を手にすると、現行モデルなのに「懐かしい」と感じてしまいます。基本的なフォルムは2014年に発売された「iPhone 6」を彷彿とさせ、前モデルの「iPhone SE(第2世代)」と比較しても、違いはない同じデザインです。ですから、見た目だけで新しいスマホとは思えないんですよね。
それでも、70代の義母にとっては、このシンプルなデザインの方が扱いやすいかもしれません。日々の出来事を記録したり、LINEで写真や動画を共有する程度であれば、iPhone SEのカメラは充分にキレイです。また、複数のレンズを使い分けることなく撮影できるシングルカメラは、操作がシンプルで分かりやすいと思います。
シンプルなカメラですが、内蔵されているチップがiPhone 13と同じ「A15 Bionicチップ」になったことで「Deep Fusion(機械学習機能を使って、写真のあらゆる部分をピクセル単位で処理し、質感、細部、ノイズを最適化する機能)」が使えるようになりました。これにより第2世代よりキレイな写真が撮れるようになっています。
また、レンズ自体が薄いので、デスクに置いたときの安定感もよかったです。
最近のiPhoneモデルと比較すると、iPhone SEは薄く持ちやすいデザインです。実際はiPhone 13 miniより少し大きく重いのに、手にするとその薄さからか、他のモデルより、握りやすく使いやすいと感じました。
最新のiPhoneはUSB-C端子に変更されましたが、iPhone SEは、もちろん「Lightning端子」です。ちなみに付属品はケーブルのみで、ACアダプタは付属していません。次の画像は初代iPhone SEと第3世代のパッケージになりますが、以前はイヤホンやアダプターも付属していたんですよね。
あと、第3世代が薄くて小さいスマホだと書きましたが、初代と比較するとかなり大きく感じます。
今回、AndroidからiOSの移行ということで、アプリや連絡先がゼロの状態になると思っていましたが、実際は「iOSに移行」アプリを使えば、連絡先、メッセージ、写真、ビデオ、Eメールアカウント、カレンダーなどが同期されました。Rakuten HandでもGmailを使っていたので、Googleの各種サービスもばっちり移行できました。
LINEも過去2週間のトーク履歴はバックアップから復元できましたし、Rakuten HandはeSIMだったので、SIMカードの抜き差しなどが必要なく、新しいiPhone SEで楽天モバイルが使えるようになりました。
移行前は、めちゃくちゃ不安でしたが、しっかりと調べながらやれば、AndroidからiPhoneへの移行は比較的簡単でした。とはいえ、義母1人では無理な作業だったので、自分がiPhoneに慣れていてよかったです。
まとめ
iPhone SE(第3世代)と一緒に、ガラスフィルムと保護ケースも購入しました。どちらも「NIMASO」の製品を選びましたが、問題なく使えてよかったです。
すでに義母がiPhone SEを使っていますが、Androidから移行でもLINEや電話のかけ方、アプリの使い方などは、あまり違いがないので、困らず使えているようです。
なにより、リンゴのマークが付いていることが嬉しかったらしく、すごくすごく感謝されました。自分たちも、義母からスマホの使い方を聞かれたときに、iPhoneだったら分かることも多いので安心ですし、本当にプレゼントしてよかったと思いました。
それじゃ!また!