【レビュー】TTArtisan AF 56mm f/1.8 Zマウント:ファーストインプレッション、3万円以下でAF!価格も安くミニマルなデザインもGOOD✨

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焦点工房さんからレビュー用に「銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED」を送ってもらいました。TTArtisanといえば、手頃な価格で高品質なマニュアルフォーカスのレンズが人気のブランドですが、今回のレンズは、なんとオートフォーカス対応です。

初めてTTArtisanのAFレンズを使うのでワクワクしています!APS-Cセンサー(DXフォーマット)に対応した大口径中望遠レンズが3万円以下で買えるのも驚きですが…デザインや質感もかなり良かったです。

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED APS-C:焦点工房オンラインストア

目次

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED APS-C ニコンZマウント

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED APS-C

TTArtisanのレンズは以前から高級感のある仕上がりでしたが、今回レビューするTTArtisan AF 56mm f/1.8は、シンプルでソニー純正レンズに似たミニマルなデザインが特徴的です。そして、レンズフードを装着したルックスが、めっちゃオシャレで気に入りました。

開封すると、取扱説明書、レンズ本体、レンズフードが入っていました。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 本体 レンズフード

レンズ本体は、ストンとしたシンプルなデザインで「AF 1.8/56」とプリントされています。そして、リアキャップにUSB端子が見えていますが、価格の安いレンズなのにPCと接続してファームウェアアップデートが行えるようになっているんです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0D5R7S69Y

Macには対応していませんが、Windows機でアップデート可能です。これで3万円以下は凄すぎです。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 マウント部分

もちろん金属マウントです。ニコン純正のDXフォーマットレンズって、どれもプラマウントなので金属マウントってだけで安心して使えます。

装着例:Nikon Z50
装着例:Nikon Z50

レンズフードを装着した状態でNikon Z50に取り付けてみました。いい感じのデザインだと思いませんか!?少しだけフロントヘビーになるのでボディ側に少し傾きますが、レンズフードを取り外すとまっすぐ自立します。

  • 焦点距離:56mm(35mm判換算:86mm相当)
  • フォーカス:AF(オートフォーカス)
  • レンズ構成:9群10枚(ED特殊低分散レンズ1枚、高屈折レンズ2枚)
  • 対応撮像画面サイズ:APS-C
  • 最短撮影距離:0.5m
  • 絞り:F1.8-F16
  • 絞り羽根:9枚
  • フィルター径:52mm
  • 付属品:フード、フロントキャップ、リアキャップ

今回レビューしているのはZマウントですが、XマウントとEマウントもあります。マウントによって、少しだけ重量が変わりますが、Zマウント版は約250gです。

Nikon Z50 TTArtisan AF 56mm f/1.8

Nikon Z50に装着した状態での実測は722gでした。次はNikon Z30に装着してみましょう。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 装着例:Nikon Z30
装着例:Nikon Z30

Nikon Z30に装着して動画撮影に使いたいと思う方もいると思いますが、このレンズはSTM(ステッピングモーター)なので、オートフォーカス駆動音が大きいです。ですから、静止画撮影に使う方がおすすめです。

普通に写真を撮るのであれば、サクサクとAFが動きますし、撮影していて不満はありませんでした。それでは、ファーストインプレッションということで、1日使っただけですが Nikon Z50にTTArtisan AF 56mm f/1.8を装着して撮った写真をアップしていきます。

TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真

TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真

Nikon Z50はシャッタースピードが1/4000までになるので、ピーカンの炎天下だと開放F1.8が少し厳しくなりますが、少しだけ絞れば適正露出で撮れますので、NDフィルターが必須というわけではなく普通にスナップ撮影できました。

TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真

この写真はF4まで絞りましたが、フルサイズ換算86mm相当なので、しっかり背景がボケていい感じです。

TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真

こちらは開放F1.8での撮影です。ちなみに今回の写真は全てNikon Z50のピクチャーコントロール「スタンダード」で、ホワイトバランスはオートのJPEG撮りっぱなしです。リサイズしてウォーターマークを入れていますが、それ以外は加工していない写真です。

TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真
TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真
TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真
TTArtisan AF 56mm f/1.8:作例写真

中望遠のレンズになるので、ポートレート撮影で使うのが楽しそうですね。次はツマーの写真を撮りたいです。

で、この日は1日TTArtisan AF 56mm f/1.8を付けっぱなしだったので、晩ご飯も同じレンズで撮ってみましたが、最短撮影距離が50センチなのでテーブルフォトや手持ちの物撮りなどは少し厳しかったです。

まとめ

TTArtisan AF 56mm f/1.8 レビュー

今回はファーストインプレッションということで、初日の感想になりましたが、予想以上に使いやすく写りもいいレンズで気に入りました!これまで何度かTTArtisanのレンズを使ってきましたが、マニュアルフォーカスのレンズばかりだったので、オートフォーカスが使えるようになると、こんなにも印象が変わるのが驚きでした。

ここ数年、レンズの価格がどんどん上がっている中、こういった手頃な価格で手に入るレンズが選択肢に加わるのは本当にありがたいですね。特にNikonのAPS-C機を愛用している方には、魅力的な交換レンズだと思います。

また、しばらく使って、いい写真が撮れたら作例写真をアップしますね。それじゃ!また!

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED APS-C:焦点工房オンラインストア

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