少し前に「【決定版】VLOGCAM ZV-1を超絶進化させるワイコンを試してみた!【GIZMON UX-Tubeシリーズ】」という記事を書きましたが、その中で紹介した「HD Wide & Marco Conversion Lens 0.56X」をFUJIFILM X100Vで試してみました。X100Vはフルサイズ換算で35mmの単焦点レンズを搭載したコンデジになりますが、今回紹介するワイドコンバージョンレンズを装着すると28mm相当の広角撮影が可能になるんです。
※今回使用したワイドコンバージョンレンズはギズモショップさんからレビュー用に提供されたものです
GIZMON UX-Tube ワイドコンバージョンレンズ:FUJIFILM X100V
GIZMON UX-Tubeシリーズの「HD Wide & Marco Conversion Lens 0.56X」をX100Vで使うためには、FUJIFILMから発売されている『AR-X100』というアダプターリングが必要になります。このアダプターを使うと49mm径のフィルターやコンバージョンレンズが使えるようになります。
X100Vにアダプターを装着、さらにその上にワイドコンバージョンレンズを装着します。どちらもネジ込み式なのでクルクルと回して付けるだけで簡単です。
本体に装着するとこんな感じです。この状態で撮影するとX100Vで焦点距離28mm相当の広角撮影が可能になるんです!FUJIFILM純正の「WCL-X100S II」より価格も安くて広角だけじゃなくマクロ撮影にも使えるのが「HD Wide & Marco Conversion Lens 0.56X」の魅力です。
HD Wide & Marco Conversion Lens 0.56X:作例写真(X100V)
今回の作例写真は全てX100Vに搭載されている「クラシックネガ」というフィルムシミュレーションを使っています。カメラ内で細かい設定をカスタムしていますが全てJPEGで撮ったそのままの色味です。
まずは、35mmと28mmでどれくらい画角が違うのか確認してみましょう。
デフォルト状態の35mm(画像:左)だと恐竜の脚が途中までしか写っていませんが、コンバージョンレンズを使った写真(画像:右)だとしっかりと足元まで写っています。これくらい広々とした写真が撮れるとX100Vじゃないカメラを使っているような感覚になります。
X100Vは換算35mmの単焦点コンデジになりますが、デジタルズームで50mm、75mmを簡単に切り替えることができます。この機能はワイドコンバージョンレンズを付けた状態でも使えるので…28mmスタートで3段階の画角を楽しむことも可能です。
純正ワイコンを使ったことがないので分かりませんが…UX-Tubeシリーズのワイコンは歪みも少なめで普通に使いやすいレンズだと思いました。
そして…個人的にこのレンズが気に入っているポイントは「マクロ撮影」です。先端に装着されたワイドレンズを取り外すとマクロレンズとしても使えるんです。
マクロレンズ単体で撮影すると、これまでX100Vでは撮れなかった雰囲気の写真が撮れて最高に楽しいです。
マクロレンズとクラシックネガの組み合わせは相性抜群だと思ったので、しばらくハマりそうな予感。
まとめ
X100Vは発売日に購入して1年以上愛用していますが、GIZMON UX-Tubeシリーズのワイコンを使うことで広角撮影、そしてマクロ撮影まで楽しめるようになったので、これからさらに使用頻度が上がりそうです。GIZMON HD Wide & Marco Conversion Lens 0.56Xは9,438円で、純正ワイコンよりかなり安いのも魅力です。気になった方はチェックしてくださいませ!それじゃ!また!