ロードマイクロフォンズから発売されたショットガンマイク「VideoMic GO II(ビデオマイクゴー2)」を購入しました。YouTube用の自撮り動画を撮影するときに便利なマイクになりますが、USB-C端子からのデジタル出力も可能なので、パソコンと接続してポッドキャストやビデオ会議用のマイクとして使うこともできます。
RODE VideoMic GO II ショットガンマイク VMGOII
RODEのオンカメラマイクといえば「VideoMicro(ビデオマイクロ)」が価格も安く、音質もバッチリで人気なんですが、2015年発売と少し古いマイクなんですよね。
今回購入した「VideoMic GO II」など、RODEの最新マイクであれば、スマホ用アプリ、パソコン用アプリとも連携できて、これまで以上に便利に使えるので、新しいマイクを買うのがおすすめです。
開封すると、マイク本体、ウインドシールド(マイクに付属)、ショックマウント、SC14(3.5mmTRS – 3.5mmTRSケーブル)、セーフティーガイドが入っていました。
ウインドシールドを外すとマイク本体はこんな感じです。本体には「3.5mmTRS端子」と「USB-C端子」が付いています。
オンカメラで使用する場合は「3.5mmTRS端子」を使います。特に電源などは必要なく、本体とカメラを接続するだけで使えて簡単です。
ショックマウント部分には、ケーブルがキレイに収まる溝があるのがポイントです。
また、オンカメラで使う場合、ショックマウントを前後に移動できるので、広角側で撮影している時でもマイクが映らず安心です。
ショックマウントには三脚穴もあるので、ミニ三脚などに立てて使うことも可能です。
ただし、この三脚穴が3/8インチになるので、ミニ三脚に固定する場合は1/4変換アダプターが必要な場合が多いので注意してください。
実際に使ってみた感想ですが、最初にNikon Z50で使った時は「まぁまぁの音質だな」と、思いました。しかし、その後SONY VLOGCAM ZV-1で試したところ、相性が良かったのか大満足の音質でした。ホワイトノイズも少なく、クリアで聴きやすい音質で、背面からの音もある程度拾ってくれるのでVlogでも使いやすいマイクだと思いました。
さらに、このマイクが気に入ったポイントは、Macと接続したときの音質とアプリの使いやすさです。次の音源は実際にRØDE Connectというアプリを使って録音したものになりますが、BGMと自分の声をミックスしたラジオ風の音声配信が簡単に作れました。しかも、音質抜群です。ホワイトノイズなども気にならずクリアな音声で驚きました。
今回はiMacとVideoMic GO IIをType-Cのケーブルで接続して録音しました。先ほど紹介したRØDE Connectというアプリを使うと、自分の声や効果音もモニタリング可能です。
その場合、本体の3.5mmTRS端子にヘッドホンやイヤホンを接続することになります。
BGMや効果音は、デフォルトで用意されているものだけじゃなく、自分で好きな音楽を使うことも可能です。
入力ゲイン、パッド、ハイパスフィルターなどの音質なども細かく設定可能です。これらの機能を使えば、高機能なUSBマイクとしても使えるのが便利なポイントです。ポッドキャスティング、ビデオ通話、ボイスオーバー、ストリーミングなどにも使え、オンカメラマイクとしても使えるので最高に便利です。
もし、これから動画用のマイクや配信用のマイクを一気に揃えようと思っている方がいたら、これ1つでOKなのでおすすめ度高いです!さらにiPad ProなどType-C端子があるタブレットがあれば、ボイスレコーダーとしても使えるんです。
ただし、iPhoneと接続する場合は、専用のケーブルを使わないとダメなのでご注意を。
まだ、室内での動画撮影と、ポッドキャスト風の音声録音だけしか使っていないので、これから屋外での撮影などもテストして、気になる部分があったら記事にしようと思います。それじゃ!また!