先日、Appleが「iPhone 15 Pro」の予約販売を開始しました。円安の影響でiPhone本体の価格が上がっている中、購入するかどうか迷いましたが、結局は予約を決断しました。その際に、ケースも一緒に注文したのですが、本体よりも先にケースだけが届いたため、今回はそのケースについてブログで紹介します。
※実際に使ってみたので追記しました
MagSafe対応iPhone 15 Proファインウーブンケース – トープ
Appleはサステイナブルな観点からレザー素材の商品の新規販売を終了しました。これまではiPhoneケースの中に毎回レザーケースがありましたが、今回からレザーではなく「ファインウーブン」という素材の商品がたくさん発売されています。
布のような素材ということは分かっていましたが、9,980円(税込)もするケースで布製?それってどんな雰囲気なの!?と、気になったので買ってみました。
ファインウーブンケースは、iPhone を保護するために、スエードのような質感を持つ、柔らかいながらも耐久性のある高級なマイクロツイルで作られています。この素材は時間の経過とともにすり切れてくる場合があります。MagSafe アクセサリを使用すると、わずかな跡が残ります。
マイクロツイルという表現が少し分かりにくい気もしますが…ツイル織りを用いた、非常に細い糸で作られた布地なので、要するに布製ってことですね。
今回、自分が選んだのは「トープ」という色味です。濃いベージュのような色で、一番スエードっぽい雰囲気だと思ったので選んでみましたが、実際に手にするとスエードっぽさは感じず、やっぱり「布」でした(笑)
ただし、手触りは抜群です。滑らかで優しくソフトな素材感でした。少しだけ「起毛」のような感触もあるので、それをAppleは「スエード」と表現しているのでしょうね。
こうやって拡大してみると織り柄が少し斜めになったツイル織りであることが分かります。
自分はiPhone15 Pro用のケースを購入したので「アクションボタン」にも対応したケースになっていました。まだ、本体が届いていないので、押し心地などは分かりませんが、純正品なので、きっと使いやすいでしょう。
内側はこんな感じです。パッと見てMagSafeにも対応したケースというのが分かりますね。
今まで自分は純正のiPhoneケースをほとんど使ったことが無く、サードパーティー製のケースばかりでしたが、今回は少し奮発して「ファインウーブンケース」を選んでみました。
また、半年くらい使って、どんな感じにすり切れたり、MagSafeの跡が付くのかレビューできたらなと思っています。それじゃ!また!
ファインウーブンケースの使い心地はイマイチでした
Phone 15 Proが発売日に届いたので、ファインウーブンケースを装着して6日間ほど使ってみました。最初に「滑らかで優しくソフトな素材感」と書きましたが、実際に使うと『滑りやすい』です。サイドのシリコンっぽい素材は滑りませんが、ファインウーブンはグリップ感が少なく微妙に滑ります。
さわり心地は良いのですが、持ち方によっては落としそうで怖いです。
ファインウーブンは「布」がベースなので、水に非常に弱いです。食器などを洗った手で触るとシミができます。もちろん、あっという間に乾くので通常使用では問題ありません。と、思っていましたが、微妙に汚れが残っていました。何を触ったんだろう…
また、6日間の使用でMagSafeの跡が見えるようになってきたので、1ヶ月くらい使ったら、さらにくっきり目立つと思います。
少し爪などが当たると傷というか色が白っぽく変わってしまうし、レザーケースのエイジングとは違って、すぐに「汚いケース」になってしまいそうで不安です(笑)約1万円のケースなのに…満足度は低かったです。残念。
iPhoneのファインウーブンケース。使い始めてそんなにたってないのに、もう指が当たる場所が黒ずんできた。高かったのに残念だし悲しい😭 pic.twitter.com/sop7fm9163
— ろんすた (@monestar) October 6, 2023